interview

合格者インタビュー

  1. HOME
  2. 合格者インタビュー
  3. 2018 東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー1

2018 東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー1

今年度、東京藝術大学デザイン科に合格された山口聖奈さんのインタビューです。

  • 2018
  • デザイン科
  • 東京芸術大学

山口聖奈さんの東京藝術大学対策

山口さんの石膏デッサン

山口さんの色彩構成

インタビュー

インタビュアー: 受験し合格した大学と専攻をすべて教えてください。

山口さん:東京藝術大学 デザイン科
多摩美術大学 環境デザイン学科
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科以上です。

インタビュアー: 御茶美とその他の予備校での違いはありましたか?

山口さん: まず挙げられるのはライバルの多さだと思います。
様々な視点を持ったライバルに刺激をもらい、お互いに切磋琢磨しながら成長できたと思っています。
また、設備や全体講評への力の入れ方にも違いを感じました。

山口さんの石膏デッサン

インタビュアー :受験生活の中でどのような事を意識していましたか?

山口さん: 自分の体力と相談しながら出来るだけ多くの課題に取り組み、毎回全力を出し切るということです。
疲れている時は2日間課題の時に1日休みを作る時もありました。

インタビュアー: あなたにとっての浪人生活はどのようなものでしたか?

山口さん: 忍耐力、体力がついたと思います。

インタビュアー: 学科対策はどんな方法でやっていましたか?

山口さん: とにかく英語が苦手だったので、他予備校の映像授業を週一で受け、自習室にはほぼ毎日通っていました。
春から英単語と文法は始め、夏あたりからは毎日長文に触れるようにしていました。
他の2科目は本格的に始めたのは冬からです。

国語は毎日センター形式の問題集を解いていました。
第3科目は化学基礎と生物基礎を選択しました。
得意でしたので、忘れない程度に問題集を解いていました。
第3科目の選択は本当に重要だと思います。

インタビュアー: 日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?

山口さん

≪デッサン≫
早めに細部を含めた全体感を出し、とにかく離れて見比べることです。

≪色彩構成≫
何か一つ(光、視点、数等)を大胆にすることです。

≪立体≫
360°どこから見られてもかっこよくなるようにすること、濃い影をしっかりと落とすこと、見せ場以外が単調にならないようにすることです。
また、机の上を常に綺麗にするように心がけていました。

山口さんの色彩構成

インタビュアー :試験を終えたときに手ごたえはありましたか?

山口さん :ボードに苦戦し、一次試験はあまり手ごたえはありませんでした。
二次試験はやろうと思ったことはやり切れたので悔いはない、と思いました。

インタビュアー: 試験本番で成功できた要因は何ですか?

山口さん: 普段の授業からルーティンを作ったり、慣れるためにいろんな予備校の模試を受けていたのであまり緊張せず、普段通りに課題に向きあえたことかなと思います。

インタビュアー: 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。

山口さん: デッサンの全体感というのは細部を描かなすぎても出ないんだということに気づいたことです。

また、粘土では2日課題の時に、精度を上げられる限界までエッジの数を増やしてみたり、逆に単純な形にして自分が作れる精度の最高を知ったり、鈍角や鋭角、有機曲線等様々なことにチャレンジしたことです。

インタビュアー: 受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。

山口さん: 特にありません。集中して過ごせたと思います。

インタビュアー: 実技上達の為に実践していた事はありますか?

山口さん: 図書館や本屋で、建築や自然に関する写真集やプロのイラストや広告などを見ていました。
また、いいなと思った写真の模写をしたり、家用に粘土を買って精度上げの練習をしていました。

インタビュアー: 大学生活では何をしたいですか?

山口さん: 空間系をやりたいと思っていますが、いろいろなことを学んでいきたいです。

担任よりメッセージ

山口さんありがとうございました。

合格実績

☆合格者数12年連続全国1位☆
☆12年間で335名合格☆

合格のメダル

2018年度 芸大デザインコース合格実績

東京藝術大学 デザイン科

合格者28
≪定員45名≫(現役8名)