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2018 東京藝術大学 先端芸術表現科 合格者インタビュー2

今年度、東京藝術大学 先端芸術表現科に現役合格した高橋宙照さんのインタビューです。

  • 2018
  • 先端芸術表現科
  • 東京芸術大学

インタビュー

インタビュアー: 合格した今のお気持ちをどうぞ!

高橋さん:純粋に嬉しいです。
私でいいのかと思うところもありますが、合格したからにはより良いものを作っていかなければ、と今は思っています。

インタビュアー:本当におめでとうございます。先端を志望した理由をお聞かせください。

高橋さん:昔から作ることはずっとやっていましたが、それは工作などに限らず、絵も好きでしたし、映画を撮ったこともありました(30分程度のものですが)。
そのため、もし芸術の道に進むのであれば、様々なメディアを使える科がよいと思い、先端芸術表現科を志望しました。

インタビュアー:OCHABI先端ではどのようなことを学ぶことができましたか?

高橋さん: 自分の考え、意識を言語化する訓練がたくさんできてとてもよかったと思っています。
そのことは、もし将来どのような道に進むにしても必要な力だと考えていたので、おちゃびの講習や先生との面談等を通してその経験ができたのは、私にとって大きな財産です。

インタビュアー: お茶美に通って、試験本番(一次/二次)で役に立ったことはありますか?

高橋さん: 今年の試験はこれまでと随分傾向が変わったため、テクニカルな部分では講習での経験を生かしきれなかったとは思います。
しかし、試験の意味であったり、問題の意図を考える上で、先生方から言われたことを意識して作品を書き上げ、作り上げることができたのはよかったかなと思います。

インタビュアー:  今年の二次の塑造はどうでしたか?

高橋さん:試験室に入った時、やられたぁと思いました。
塑造をしたことがないのはもちろんですが、粘土自体あまり得意な材料ではなかったため、苦労するぞと思って試験に臨みました。

しかしやってみると(自分は小論文なので、鏡越しに自分の顔をまじまじと見る経験がなかったこともあり)、耳の凹凸の重なり方や鼻のつくり、まぶたと眼球の関係など、さまざまな発見がありとても楽しかったです。
正直完成したものは自分に似ているとは思いませんでしたが、試験を楽しめたことに関しては満足しています。

インタビュアー:OCHABI先端で思い出に残っているエピソードがあれば教えてください!

高橋さん:作品で木の枝を大量に使った時、それを管理課さんに保管してもらっていたのですが、作り直しや撮影し直しをした関係で長い間倉庫にしまって頂き、その節は非常にご迷惑をおかけして、申し訳なかったです。
こうして合格することができて、本当に良かったです…笑

インタビュアー:管理課さんには講師の我々も感謝が尽きません…おちゃび先端には「言葉のデッサン」という言語化や文章力強化に特化した授業があります。高橋さんは「言葉のデッサン」の授業で何かの殻を破ったような印象がありました。「言葉のデッサン」の感想をお聞かせください!

高橋さん:考えを言語化する訓練をできたのがよかった、と前述しましたが、「言葉のデッサン」はまさにそのような授業だったように思います。
「言葉のデッサン」で自分の興味や関心の方向を掴むことができたからこそ、小論文やポートフォリオでもある程度まとまった文章が書けるようになったのかな、と思っています。

※「言葉のデッサン」は2018年度「ポートフォリオ集中対策」として選択授業で開講します。

インタビュアー:学科で良い成績をとっていましたが、実技と学科の勉強との両立で心がけたことはありますか?

高橋さん:正直センターの結果はよかったですが、学校の成績は平均で3くらいなので、そこまでいい訳ではありません。
ただ、私の場合はやるべき勉強をしっかり絞ったことが功を奏したかなとは思っています。
数学や英語、自分が得意で高得点を取りたいと思っている教科は授業、復習と最後まできっちり詰め、それ以外の時間をポートフォリオの制作なり、本を読む時間なりに使うようにしていました。

インタビュアー:先端芸術表現科の受験生にアドバイスできることがあれば、ぜひお伝えください!

高橋さん: 一人旅に出ましょう、国内でいいので。
先日名古屋に行ってきましたが、ご飯が美味しかったです。

インタビュアー:大学でどのようなことしていきたいですか?

高橋さん:卒展を見に行った時にアニメーションの作品がとてもおもしろかったので、立体を使ったアニメーションみたいなものはぜひ作りたいなと思います。
また、おちゃびではとりあえず高さ3mくらいのものは作れたので、大学時代に10mくらいのものを造ってみたいなと思っています。
あとは自分で稼いだお金で47都道府県制覇と五大陸制覇はしたいです。

インタビュアー:最後に一言!

高橋さん:進路決めの時に東工大にしようか藝大にしようかずっと悩んで、志望校を学校に提出するのも締め切りから2週間くらい遅れて出したのですが、あの時藝大に決めて本当によかったと思っています(今となっては結果論ですが笑)。
これからの大学生活がとても楽しみです!

担任からのメッセージ

高橋さんありがとうございました。
私たちも高橋さんのこれからが本当に楽しみです!
高橋さんも、ひとつひとつの課題に大変真剣に取り組み、大きく成長しました。
お茶美のギャラリーを有効に使って、巨大な作品制作にも積極的に取りくんでくれました。
大学へ入ってからも作品の制作で怪我などしないよう気を付けてください!講師一同応援しています。

御茶の水美術学院 先端芸術表現科について

おちゃび先端では見学・受験相談・面談を受け付けています。

・先端芸術表現科が気になっている方
・デッサンも小論文も未経験の方
・個人資料ファイルに載せるものがまだないです!という方
・高卒生の方

どのような方でも、お気軽にお問い合わせください。
おちゃび先端は一人ひとりと向き合いながら、受験を超えて、表現することと向かい合うサポートを行っていきます。

※OCHABI先端芸術表現科は、ビデオ通話を利用したマンツーマン通信授業「オチャコネ」―OCHABI Connected―を開講しました。
普段OCHABI に通えない遠方の方でも自宅で対策が可能です。
WEBサイトよりお申込を受け付けております。

合格実績

☆現役合格全国1位【6名】☆
☆合格率全国1位☆

合格のメダル

2018年 先端芸術表現科

東京藝術大学 先端芸術表現科

合格者8