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2019 東京藝術大学 工芸科 合格者インタビュー2
今年度、東京藝術大学工芸科に合格された久保歩美さんのインタビューです。
久保歩美さんの東京藝術大学対策
インタビュー
インタビュアー : 受験生活の中でどのような事を意識していましたか?
久保さん: 「昨日の自分より必ず成長しよう」と意識していました。
また、わからない時は積極的に質問しに行くようにしていました。
後は体調管理ですね。疲れてきたらしっかり休みをとっていました。
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インタビュアー: 学科対策はどんな方法でやっていましたか?
久保さん:自宅ではなかなか勉強に集中出来なかったので、予備校にいる空いた時間を利用して勉強をしていました。
OCHABIはラウンジが朝早くから解放されているので、少し早く登校し、授業が始まる時間まで学科の勉強をしていました。
午後は実技の勉強でぐったり疲れてしまい集中出来なくなってしまうので、学科の勉強は朝に行うのがおすすめです。
インタビュアー: 日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?
久保さん:
≪デッサン≫
デッサンは一番苦労しましたが、とにかく人より数をこなして目を鍛えていくことを意識していました。
他のみんなが休んでいる土日や夜間の時間を利用してデッサンを描いていました。
最終的には、人より多く描いたことが自信につながりました。
≪平面表現≫
平面構成はまず時間配分に気を付けていました。
出題されたモチーフにもよりますが、エスキースは約30分、下書きは約1時間、後の時間はしっかり着彩にまわせるよう気をつけていました。
構成では自分で空間や光の設定が混乱しない様にシンプルに構成していました。
また明度計画を意識して、見やすい画面作りを心がけていました。
着彩の時はモチーフの色合わせをいつも意識していました。
≪立体表現≫
立体構成は一番楽しく取り組めた課題で、個々のモチーフの描写がある程度出来る自信がついてきた頃からは、構成を考えることに力を入れていました。
一度決めた構成でも、制作途中で見直したり、作り直すことも多かったと思います。
毎回一生懸命構成を考えることで自分の引き出しがどんどん増えていった気がします。
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インタビュアー :試験を終えたときに手ごたえはありましたか?
久保さん: 正直まったくありませんでした。
インタビュアー: 試験本番で成功できた要因は何ですか?
久保さん: 試験会場を見慣れた環境にすることで、リラックスして臨めたのが成功できた一つの要因かなと思います。
私は本番に弱く、初めて行く場所ではとても緊張してしまい、自分の実力が出せないタイプなので、藝大が解放される日には下見を兼ねて、よく見学に行ったりしていました。
お陰で本番ではリラックスして試験にのぞめたと思います。
インタビュアー: 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。
久保さん: 一番大きなきっかけに感じたのは、デッサンの成長に伸び悩みを感じていた時の新任の先生の言葉で気づきがあったことです。
今まで他の先生方から同じようなことを注意されていたと思いますが、新しい先生が新しい言葉で説明してくれただけで、急に伝わってくる感覚がありました。
インタビュアー :受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。
久保さん:先生の言っていることがまったく理解できなかったことですね。
『なんで周りの人はわかるのに自分だけわからないんだろう』とすごく悩みました。
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インタビュアー: 実技上達の為に実践していた事はありますか?
久保さん: 実践していたことは数えきれないほどありますが、一つは自宅での描写練習です。
スーパーでお花や野菜を買って帰り、自宅で描写練習をしていました。
その他自分の役に立ちそうなことはなんでも取り入れていました。
インタビュアー: 大学生活では何をしたいですか?
久保さん: 藝大は恵まれた環境なので、その環境を生かしていっぱい勉強したいです。
合格実績
☆2017年合格者数全国1位☆
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2019年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者4名
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2018年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者6名
(現役2名)
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2017年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者8名
(現役1名)