
2019 東京藝術大学 工芸科 合格者インタビュー4
今年度、東京藝術大学工芸科に合格された渡邉みゆさんのインタビューです。
渡邉みゆさんの東京藝術大学対策
インタビュー
インタビュアー : 受験生活の中でどのような事を意識していましたか?
渡邉さん: 1番は体調を崩さないようにしていました。
特に入試前はあまり無理をせずに自分のペースで休みを取っていました。
また、朝アトリエに早く行って頭を整理させる時間をつくっていました。

インタビュアー: 学科対策はどんな方法でやっていましたか?
渡邉さん:現役の時にある程度していたので今年は正直なにもしなかったです。
3科目めだけ今年から教科を変えたのでそれだけ直前に詰め込みました。
インタビュアー: 日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?
渡邉さん:
≪デッサン≫
雰囲気と遠目の意識を大事にしていました。
手も遅く全部がふわふわになるので、強い黒を早めに置くようにして基準を作るようにしていました。
≪平面表現≫
明度計画をしっかりしようと考えていました。
あとは彩度を保つことと、細かい仕事が苦手だったのでそのことはずっと頭にありました。
≪立体表現≫
手が遅いのに作り所をたくさんにしてしまって完成度が上がらないので、要素を絞ろうと気をつけていました。
試験前は粘土の特性上、無理をし過ぎない構成を心がけていました。

インタビュアー :試験を終えたときに手ごたえはありましたか?
渡邉さん:全くなかったです。
インタビュアー: 試験本番で成功できた要因は何ですか?
渡邉さん:周りの人が上手い人たちばかりだったので、いいペースで制作できたと思います。
迷わずに強くやりきることがとても大切だと改めて思いました。
インタビュアー: 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。
渡邉さん: 制作の途中で上手くいかなくて嫌になることがあっても放棄せずに、目標を変えて課題を終わらせることで精神的に少し強くなれた気がします。
インタビュアー :受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。
渡邉さん:通学時間が長く家で思うように自主練の時間が取れなかったり、睡眠不足で体調を崩しがちだったことです。

インタビュアー: 実技上達の為に実践していた事はありますか?
渡邉さん: 家でなかなか時間が取れなかったので、通学時間にいろいろな参考作品を見たり、課題の復習で構成だけ考え直してみたりしたことです。
インタビュアー: 大学生活では何をしたいですか?
渡邉さん: 陶芸をやりたいと思っています。
合格実績
☆2017年合格者数全国1位☆

2019年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者4名

2018年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者6名
(現役2名)

2017年度 工芸科合格実績
東京藝術大学 工芸科
合格者8名
(現役1名)