Y.Aさんの筑波大学対策

インタビュー

インタビュアー：日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか？

Y.Aさん：
≪デザイン課題≫
最初のアイデア出しの時に、テンションを上げて考えていた！
「これがあったら楽しい」とか、「これは誰も思いつかない」ような、納得出来るアイデアを出せるまで構想を重ねました。

自分の考えの軸がかなりあったので、講評のときに先生に「ここは違う方が良かったんじゃない？」とか、「これいらないんじゃない？」と言われた時に、「たしかにそうだ」と思うのではなく、「よさが伝わっていなかったのだからこのままの内容で書き方を工夫しよう」と置き換えて次に活かしていました。

インタビュアー：学科はどの様に取り組んでいましたか？

Y.Aさん：高校の文化祭のチーフをやっていたので、文化祭後に本格的に「受験生」になりました。
推薦直前は2週間実技対策しかやっていなかった焦りから、推薦が終わってからは死に物狂いでセンターの勉強をしました。

センターの1か月前くらいは実技を全くやらないで1日17時間くらい勉強していました。
主に暗記系に重点をおいた直前期のセンターの勉強は、英、数は毎日過去問を解いて、国語は古文漢文の過去問のみを毎日解く、理科基礎と現代社会はとにかく暗記し、スタディサプリの講座を歩いてる時にリスニング替わりに聞いていたりもしました。

あとはスタディプラスというアプリで、友達と勉強時間を共有しながら勉強することでモチベーションを上げていました。

■アドバイス⇒社会は絶対に現代社会を選ぶべし！！

インタビュアー：試験本番で成功できた要因は何ですか？

Y.Aさん：練習ではプロダクトデザインしか書いたことがなかったのですが、本番はお題を見て、思い切ってシステムデザインにしました。
今までの自分にとらわれない事が功を奏しました。

それと、前日の夜にホテルで見た「未来は今、ここまで来てる」というテレビの特番が大変参考になりました。ラッキーでした。

インタビュアー：試験本番で成功できた要因は何ですか？

Y.Aさん：全く緊張がなく、楽しんでやれたことだと思います。
心に余裕があったので、直前まで先生方に言われていたことを意識することができました。

インタビュアー：受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。

Y.Aさん：前期の発表が終わったあとの5日間で過去問を見返しました。
その際に、それまで１つのパターンしか練習していなかったこと、実際には色々なパターンがあることに気がつきました。

また、武蔵美のパンフレットの合格再現(プロダクトデザインの)を見たのが良かったです。
そこでいろいろ気がつき、休みの日に今までの自分の描き方を全て見直し、変えていきました。

「文字を極力少なくするのが善」だとそれまでは考えていたのですが、「文章で伝える」という方が自分には向いていることにも気が付き、レイアウト自体を思い切って変えてみました。

「これがあったら楽しい」というだけではなく、「より良い社会になるアイデア」や、「ユニバーサルデザイン」が受け入れられるのではないかという発見が1番大きかったです。
前期までの自分とはまるで違う方視点を5日間で持てたことで成長できたと思います。

インタビュアー：実技上達のために実践したことは何ですか？

Y.Aさん：
1.YouTubeのデッサン解説動画を見たこと
2.「中田敦彦のYouTube大学」というチャンネルとWBSを見て時事の情報を集めたこと
3.過去問を自分の目で見返すこと
4.自分の過去の作品のやり直しをすること

インタビュアー：大学生活では何をしたいですか？

Y.Aさん：大学に入ってから環境デザインにとても興味が出てきて、まちづくりや空き地の活用などを研究してみたいです。
陶芸や木工の授業なども取ったので、色々な領域の授業をとりつつ視野を広げたいと思います。

合格実績

2015-2020で筑波大学芸術専門学群に72名合格！！