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東京藝術大学 建築科 -センター試験は何割?実技は?-
2017.06.08
東京藝術大学 建築科 -センター試験は何割?実技は?-
こんにちは!建築科です。
当校のYoutubeチャンネルにアップロードされている動画のコメント欄に、建築科について幾つかご質問を頂いたのでお答えします。
質問1.
”今、高校3年で地方公立高校に通っている男子です。
自分は理系で、今、第一志望を東京藝術大学の建築科にしてます。
地方の画塾に通っているのですが、そこの画塾の先生が東京藝術大学の建築科のことをあまり詳しく知らないようなのです。
ここで質問なのですが、ざっくりいうと東京藝術大学の建築科に入るにはどのようなことをすればいいでしょうか。かなりアバウトな質問の仕方ですみません。
もうひとつは、センター試験ではどの程度得点できればいいでしょうか。
あまり勉学は得意な方ではないです。
かなり文章かぐちゃぐちゃになってしまいましたが、よろしくお願いします。
長文すみません”
質問2.
”質問がざっくりなのですみません。
東京藝術大学の建築科について詳しく教えてほしいです。
入試のことや芸大建築科の雰囲気など先生から教えてもらえないのでお願いします。
質問がざっくりですみません。よろしくお願いします。”
質問3.
”建築学科について詳しくお願いいたします”
上記3つの質問について、あわせてお答えさせていただきます。
東京藝術大学の建築科に入るための入試では、文章や図面で記された図形を認識し、立体的に描き起こす『空間構成』と、テーマに対し、絵と文章を用いて構想した空間の提案をする『総合表現』の2課題が課せられます。
どちらも透視図法を理解し、多様な視点からの描写を自在に操ることが必要となるので、オチャビではデッサンや室内写生、校外スケッチを通し、基礎となる描写力を養います。
また『総合表現』では、テーマに対してどのように考えどんな空間を提案するか、という発想力、それを魅力的に相手に伝えるプレゼンテーション力も重要となるため、授業の中で講師や他の生徒と様々なトピックスについて意見を交わし、互いの考えを批評し合うことを行います。
こうして、自分の考えを秩序立てて相手に伝える力を身につけていきます。
センター試験で必要な点数についてですが、理想を言えば8割以上です。
ただし、描写力・発想力・プレゼンテーション力全てが抜群に評価された場合に、センター試験4割台でも合格したという人も聞いたことがあります。
センター試験の点数が取れないから芸大を諦める、というのは勿体無いと思いますが、実技試験の負担を少しでも減らせるよう、勉強は早い時期から対策しておくことをお勧めします。
合格者の平均点は7割後半だと思います。
地方の画塾に通われているそうなので、基礎的な描写力はデッサンを通じて学んでくれていると思いますが、芸大を目指す上で、授業でやっている内容が問題ないかということや、自分の描写力が芸大に受かる人たちと比べ、どの程度のレベルにいるのかなど、わからないことが多く、不安もあるかと思います。
オチャビでは夏期講習で今年芸大に合格した学生を呼び、デモンストレーションをしてもらう授業も予定しているので、そういった不安を解消する上でも是非受講をご検討いただければと思います。
私も地方で画塾に通いつつ、長期休みには東京の予備校に出てきて東京芸大に合格しました。
みなさんの芸大受験を応援しています。頑張って下さい。