2017 筑波大学 デザイン専攻 合格者インタビュー1
土日美術系受験科(略して美受) 担任の清水です。
筑波大学 芸術専門学群 デザイン専攻に1浪で合格した学生 鈴木琢己くんにインタビューを行いました。
学科の勉強の仕方や実技の取り組み方、Ochabi以外でやっていた事などを話してくれているので、参考になることも多いかと思います。
- インタビュアー
- 受験生活で意識したことは何ですか?
- 鈴木くん
- 実技試験と学科の両立でした。
筑波大の入試は学科と実技の点数比が1:1(どちらも700点満点)なので、どちらかで失敗すると合格の可能性が低くなってしまうと思い、どっちも頑張ろうと心がけていました。 - インタビュアー
- 学科の勉強方法について工夫したところは?
- 鈴木くん
- ひたすら苦手科目を勉強して、飽きたら好きな科目もやるという風に、自分に対して飴と鞭でモチベーションを保つようにしていました。
- インタビュアー
- 日頃実技で気を付けていたことは何ですか?
- 鈴木くん
- 楽しめないと実技が辛くなるので、楽しくやろう!楽しいことを考えよう!といつも心がけていました。
- インタビュアー
- 試験を終えての手応えは?
- 鈴木くん
- 試験を終えたときは「やり切った!」という思いがとても強かったです。
練習ではデザイン課題の画面が楽しくなさそうに見えることが多かったのですが、本番ではそこを改善出来て楽しそうな画面を作ることが出来たのが良かったなと思います。 - インタビュアー
- 試験本番で成功できた要因は何ですか?
- 鈴木くん
- お茶美での入試対策で、自分の力を伸ばせたからだと思います。
入試直前に講評ノート(日々の制作でのアドバイスをまとめたノート)を読んで、自分の得意な部分や弱点を改めて知ることが出来ました。
不安だった気持ちが講評ノートを読んで、こんなにも頑張ってきたんだから大丈夫だ、と思うことが出来ました。 - インタビュアー
- 成長できたきっかけは何だと思いますか?
- 鈴木くん
- ライバルを作ることです!
負けたくない!と言う気持ちが自分を大きく成長できた要因だと思います。 - インタビュアー
- 受験期の辛いエピソードを教えてください。
- 鈴木くん
- 浪人生なのでもう後がないぞ、という気持ちで切羽詰まっていて、毎日が不安でいっぱいでした。
その不安を少しでも和らげるために、なるべく人とのコミュニケーションを大切にしていました。 - インタビュアー
- 実技上達のために実践したことは何ですか?
- 鈴木くん
- 筑波大学デザイン専攻の入試は、今までに無かった楽しいデザインを考えられる人が求められているので、いろいろなモノに目を向けて、面白い発見が出来るようにしていました。
デザイン系の様々な展覧会に足を運ぶことで、好きなデザインやデザイナーが見つかり、そこからいろいろなアイデアが広がっていきました。 - インタビュアー
- 鈴木くんにとって夏期講習はどんな役割でしたか?
- 鈴木くん
- 学科も実技も夏期講習がとても重要な時期だと思います。
美受では連続して実技対策を出来るのが講習だけなので、1日1日を無駄にしないように気を付けていました。
現役浪人を通して夏期講習が自分にとってのターニングポイントだったように思います。 - インタビュアー
- 入学してからの大学の印象は?
- 鈴木くん
- 良くも悪くもまじめな大学だと思います。
指導されながら作るのではなく、自分で調べたりしなくてはならないので、行動力は自然と身につくなと思います。
友達と情報を共有して、一緒に制作していくのは楽しいです。
その中でライバル意識をもって課題をやっていく人が上に行く人だと思います。
筑波大芸術専門学群はとても楽しい場所です。
来年またオチャビから沢山の新入生が来てくれるのを待っています。
筑波大学 デザイン専攻 合格再現解説はこちら
鈴木くんありがとうございました!
DATA
2017年度 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績
筑波大学芸術専門学群 11名合格