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合格者全国1位 多摩美生産デザイン学科 武蔵美工芸工業デザイン学科 -入試課題で注意すべき点-
2017.06.26
合格者数 全国1位
多摩美生産デザイン学科 武蔵美工芸工業デザイン学科
-入試課題で注意すべき点-
こんにちは。私大デザインコース講師の田井中です。
みなさんは、入試課題に取り組む上で、どんなことに気をつけていますか?
今回は多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻と武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科についてお話していきます。
各学科の中で、プロダクトデザイン、インダストリアルデザイン、インテリアデザイン、クラフトと様々な領域に分かれます。
これらの科で学ぶデザインの元となる素材は、美術館での展覧会のような非日常的な場ではなく、常に私たちの身の回りにあります。
そして、デザイナーは、その素材を柔軟な発想で解釈し、人々の生活を豊かにしていくのが役目です。
受験に関しても、日常で目にする物への興味や、衣・食・住などの生活に対する視点がとても重要になります。
たとえば、入試課題である「鉛筆デッサン」は、モチーフの表面的な情報を映し取るだけでなく、素材の性質や製品の仕組みまで理解することが大切です。今見ている物が何の素材で出来ていて、どの様に使う物なのか?そこまでの理解力が問われてきます。
そこで、試験科目にある「静物デッサン」「構成デッサン」「色彩構成」に分けて、どのようにそれぞれの課題に取り組んでいけばいいのかをまとめてみました。
≪静物デッサン≫
静物デッサンでは、工業製品のプロポーションを短時間で正しく取る為に構造の理解が必要になり、各モチーフの材質を描き分ける為には、まずそれらの違いに気がつかなくてはなりません。
≪構成デッサン≫
構成デッサンでは、物の特徴を想定で描き、自分で設定した状況にふさわしい手のポーズを選ぶ力が必要です。
それには道具の使い方を知らなければ描けませんし、どこに力が掛かって、どうやって動くか、生活の中の手の動作に対する観察が重要です。
≪色彩構成≫
素材や製品等に対する基本的な知識をベースにして、個性的な世界観を展開しなければいけません。
素材感が面白く見える状況や製品が使われる場面等を柔軟な発想で表現して貰いたいです。
◎まとめ
自分なりの視点をより魅力的に伝えるためには、不必要な部分を省き、必要な部分を残すなどの駆け引きをしながら一枚の絵をデザインしていくことが大事です。
観察力、描写力、知識、発想力、演出力を兼ね揃えた表現が必要になってきます。
これらの能力は一朝一夕ではとても身につかないので、日頃から身の回りにある物に興味をもって過ごす姿勢が大切です。
日常生活の中から、知識や発見を少しずつストックして自分の表現の幅を増やしていきましょう。
デザイナーに必要な才能は、観察や思考を習慣化することで身に付きます。
是非多くの仲間達と共に制作の日々を通じて才能を磨き上げて行きましょう!
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