
2018 東京藝術大学 先端芸術表現科 合格者インタビュー1
今年度、東京藝術大学 先端芸術表現科に現役合格した伊藤碧さんのインタビューです。
インタビュー
インタビュアー:合格した今のお気持ちをお聞かせください。
伊藤さん:受かって本当に良かったです。
今まで自分で自分の居場所をつかんだような実感をもつことはありませんでしたが、今回先端芸術表現科に合格しその感覚を得ることが出来ました。
高校1年の頃から御茶の水美術学院に通っていましたが、正直高校よりも濃い時間を予備校で過ごせたように思います。
デッサンが上手くいかなくて、よく高1・2担当の先生の講評中泣いている面倒くさい生徒でしたが、いつも励まして下さった先生に本当に感謝しています。
先端の先生には面談を通して自分のやりたいことを一緒に探して頂けたように思っています。
自分ひとりだけでは途方に暮れていたはずなので、それを救ってくれた先生方一人一人に本当にお礼を申し上げたいです。
夏期講習から対策を始めた私でしたが、最後まで丁寧なご指導を頂けて嬉しく思っています。
ありがとうございました。
インタビュアー:そういえば夏からでしたね!伊藤さんとは長い付き合いのように感じていました….なぜ先端を受験しようと思われたのですか?
伊藤さん:当初私はデザイン科を受験する予定でしたが、実技の対策をしていく中で徐々に「この道で本当に自分を表現することができるのか?」という疑問を持つようになりました。
もっと自分がもつ独自の感性を活かして作品を作っていきたい、という思いが強まり、先端芸術表現科を受験しようと決めました。
インタビュアー:一次の素描で石膏がモチーフとして出題されましたが、どう思いましたか?
伊藤さん:部屋に入ってすぐ石膏が見えたときは驚きました。
想定で描けるものがあればいいなと思っていたので…少し残念でもありました。
インタビュアー:二次の塑造はどうでしたか?
伊藤さん:周りの人が作業に取り掛かるのがすごく早かったので、少し不安にはなりました。
インタビュアー:二次で塑造に対応できたのは、何が役に立ってるのでしょうか?
伊藤さん:デザイン科や高1・2科でやった塑造の授業だと思われます。
持参したプラスチックの定規を折ってヘラとして使いました。
インタビュアー:OCHABI先端ではどのようなことを学ぶことができましたか?
伊藤さん:自分自身に対する考察を進めることができました。
自分は何が好きでそれは何故なのか、など作品を作る上での骨組みとなる部分を、講師の方と一緒に組み立てて頂いたような印象です。
インタビュアー:OCHABI先端で思い出に残っているエピソードがあれば教えてください!
伊藤さん:同じ先端芸術表現科を目指す人たちは、それぞれの視点やこだわりを持っているなと思い、それが私にはとても嬉しかったです。
講評後に話しかけると、作品から派生して自分の好きなものの話を沢山聞かせてくれました。
インタビュアー:先端芸術表現科の受験生にアドバイスできることがあれば、ぜひお伝えください!
伊藤さん:映画をなるべく多くみるべきだと私は思います。
画面の構成や物語の引用となる歴史など、学べることが多数あります。
また、映画に限らず、自分の好きなものに関する情報を貪欲に取り込んでいく姿勢を持つとよいと思います。

御茶の水美術学院 先端芸術表現科について
おちゃび先端では見学・受験相談・面談を受け付けています。
・先端芸術表現科が気になっている方
・デッサンも小論文も未経験の方
・個人資料ファイルに載せるものがまだないです!という方
・高卒生の方
どのような方でも、お気軽にお問い合わせください。
おちゃび先端は一人ひとりと向き合いながら、受験を超えて、表現することと向かい合うサポートを行っていきます。
※OCHABI先端芸術表現科は、ビデオ通話を利用したマンツーマン通信授業「オチャコネ」―OCHABI Connected―を開講しました。
普段OCHABI に通えない遠方の方でも自宅で対策が可能です。
WEBサイトよりお申込を受け付けております。
合格実績
☆現役合格全国1位【6名】☆
☆合格率全国1位☆

2018年 先端芸術表現科
東京藝術大学 先端芸術表現科
合格者8名