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2020 東京藝術大学 先端芸術表現科
合格者インタビュー1

今年度、東京藝術大学 先端芸術表現科に合格した山下さんのインタビューです。

  • 2020
  • 先端芸術表現科
  • 東京芸術大学

インタビュー

インタビュアー:先端を志望した理由を聞かせてください。

山下さん:幼い頃から行っていた越後妻有アートトリエンナーレでみた現代アートに憧れて、私も自分の作品を作りたいと考え始めました。
人間と人間以外の見えづらい存在とを繋ぐ、媒介者のようなアーティストになりたいと思い志望しました。

インタビュアー:おちゃび先端ではどのようなことを学ぶことができましたか?

山下さん:試験の対策はもちろん、私は「沢山考える」ということを学びました。
自分について、作品について、鑑賞者について、沢山考えて、沢山ノートに文字を書いて…。

自分の感覚や思いを言語化する事はとても大変だったのですが、これから作品を作っていく上で本当に大事な行為でした。

インタビュアー:おちゃびに通って、試験本番(一次/二次)でどのようなことが役に立ちましたか?

山下さん:一次試験ではまさかの素描に加え粘土が出たり、二次試験ではでっかいドローイングをさせられたり、驚くことが沢山ありましたが、おちゃびで色々な対策をしていたし、対策をしていくうちに自分自身の作品に落としたい考えなども固めることができていたので、本当に楽しんで試験を受けることが出来ました。

2020藝大先端芸術表現科合格_山下さんの作品

インタビュアー:浪人中はどのような日々を過ごされていましたか?

山下さん:予備校は土曜と日曜の週2日でしたので、それ以外の平日は作品を作ったり、美術館に行ってみたり、散歩したり、たくさんの自由な時間を過ごしました。

インタビュアー:おちゃび先端でよかったことがあれば聞かせてください

山下さん:先生方も、一緒に学ぶ友達もみんなすごく親切だったことです。

先生方は些細な内容のメールをしても返してくれるほど親身に教えて下さるし、悩んでいる事があると私よりも必死になって考えて下さり、沢山助けて頂きました。
また、先端志望のおちゃび生はみんなすごく仲がいいし、1人1人別々のことに興味を持っている人なので話していると沢山の情報が入ってきて楽しかったです。

沢山の人に出会えて、いろいろなことを学べて、合格までできて、おちゃびで本当に良かったです!

インタビュアー:嬉しいです。どうもありがとうございます…!
先端受験生にアドバイスがあれば、お願いします!

山下さん:私なんかがアドバイス出来ることがあるか分かりませんが…。
本を沢山読んだらいいと思いますっ。

元々本を読む事は好きだったのですが、先生方は私の知らない本を沢山おすすめしてくださり、そのおかげで視野がとても広がった様に思います。

インタビュアー:大学ではどのようなことしていきたいですか?

山下さん:これからも自分の感覚を元に制作していきますが、もっと表現方法を広げたいのでいろいろなことに興味を持っていこうと思っています。

今は、電子工作でもっとたくさんのことができる様になりたいし、照明技術を学んだりしてみたい。
それと、私は木を使った作品を作ったりしていたのですが、もっと自然と近くで作品を作ったりしてみたくて、山とかに長期間滞在したりできないかなとか考えています。

インタビュアー:最後に一言お願いします。

山下さん:おちゃびの先生方のおかげで沢山の事を考え、知り、合格することが出来ました!本当に感謝しています。 これからも楽しんで、大学も作品制作も精一杯頑張っていこうと思います!

担任よりメッセージ

山下さん、どうもありがとうございました!

山下さんの経験、現代美術に対する思いを一緒に紐解いていく作業、講師としてもとても楽しかったです。
幼い頃に訪れた越後妻有アートトリエンナーレから現代美術に関心を持ったということを聞き、その関心が今日まで大切に育まれたことも感慨深く思いました。

いつか芸術祭で山下さんの作品を見られることを楽しみにしています。

講師一同応援しています!

合格実績

合格者数2年連続全国1位
☆現役合格者数3年連続全国1位☆

合格のメダル

2020年度

東京藝術大学 先端芸術表現科

合格者16(現役9名)
※定員24名 (67%がOCHABI生)

合格のメダル

2019年度

東京藝術大学 先端芸術表現科

合格者7(現役5名)