2021 東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー2
今年度、東京藝術大学 デザイン科に合格された神谷遼さんのインタビューです。
- インタビュアー
- 受験し合格した大学と専攻をすべて教えてください。
- 神谷さん
-
東京藝術大学 デザイン科
以上です。 - インタビュアー
- 受験生活の中でどのような事を意識していましたか?
- 神谷さん
- 春は描き続けることで精一杯でしたが、夏頃から自分の苦手なことを一日一個消していこうと思い制作していました。
また、モチベーションと体調を保つため無理しすぎないで、休日などを上手く過ごすようにしていました。 - インタビュアー
- あなたにとっての浪人生活はどのようなものでしたか?
- 神谷さん
- 充実はしていましたが辛かったです。よく成長できた一年だと思います。
- インタビュアー
- 学科対策はどんな方法でやっていましたか?
- 神谷さん
- 春はなかなかやる気が起きずにいました。
夏頃に模試の結果を見て英語と古文の単語を始めました。
英語が苦手だったのでちょっとずつ土日や休日などに問題集を解いたりしました。
共通テストの直前はおちゃびを少し休んで予想問題集などを解いていました。 - インタビュアー
- 日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?
- 神谷さん
≪構成デッサン≫
とにかくインプットを大切にするようにしていました。
描き慣れてくるとモチーフを見なくなる時間が多くなる癖があったので、描いているときに何のための作業なのか、どこを描いているのか意識しながら描くようにしていました。
神谷さんの構成デッサン
≪色彩構成≫
自分の決めたルールや世界観を最後まで意識して取り組んでいました。
テーマが出た時は、自分ができることの範囲でしっかり答えられるように練習していました。
≪立体≫
自分がカッコ良いと思える形態を作るようにしていました。
また、作品の精度は教室の中で一番を目指す意識でやっていました。- インタビュアー
- 試験を終えたときに手ごたえはありましたか?
- 神谷さん
- ありました。
前の年よりは上手くいったと思いました。 - インタビュアー
- 試験本番で成功できた要因は何ですか?
- 神谷さん
- 普段通り制作できたことだと思います。
試験でいつも以上すごいことをしようとせず、自分の強みと課題の結び付け方を冷静に判断して、クオリティの良い物を作れたからだと思います。 - インタビュアー
- 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。
- 神谷さん
- 入試直前で自分の課題を見返して、自分の強みと弱みを認識したことだと思います。
自分で認識していない癖や良さ、個性など、講師に指摘されたことをまとめたのも、効果的だったと思います。
また、妥協せずやり切る意識で制作したのもきっかけだと思います。 - インタビュアー
- 受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。
- 神谷さん
- 朝から晩まで制作するので体力的に辛いというのもありますが、精神的に辛いことの方が多かったです。
休みを定期的に取ってモチベーションや体調を上手く管理していました。 - インタビュアー
- 実技上達の為に実践していた事はありますか?
- 神谷さん
- 現役の時は描写練習や休日にデッサンなどしていましたが、浪人中は特にしていませんでした。
モチベーション管理のため、家ではなるべく絵のことを考えないようにしていました。 - インタビュアー
- 大学生活では何をしたいですか?
- 神谷さん
- 課題をしっかりやりつつ、好きなことや興味のあることをやっていきたいです。
神谷さんありがとうございました。
東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー
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DATA
2021年度 芸大デザインコース合格実績
東京藝術大学 デザイン科 32名合格≪定員45名≫(現役5名)
☆合格者数15年連続全国1位☆
☆15年間で425名合格☆