土日美術系受験科(略して美受) 担任の清水です。
筑波大学 芸術専門学群 学校推薦型選抜 推薦入試[平面構成課題]に現役合格した、Tさんの合格者インタビューです。
【受験課題】2hデッサン/平面構成
- インタビュアー
- 筑波大学を志望した理由を教えてください。
- Tさん
-
私は将来、"多様性"というものをテーマに作品を作り、発信していきたいと考えています。
筑波大学の理念や実施されている活動を通して、筑波大学は一人一人の違いというものを大切にした学校だと感じました。
学校生活を通して今よりも更にグローバルな視点の獲得を目指し、学群での学びを通して芸術に関する専門性を高めていきたいと思い志望しました。
- インタビュアー
- 日頃の実技制作中に気を付けていたこと、意識していたことはありますか?
- Tさん
-
必ずひとつひとつの課題の中で目的を持って制作するようにしていました。
例えば手のデッサンであれば「いつもより手の明るいところの表情を意識してみよう」であったり、平面構成であれば「細いラインを使って流れを作ってみよう」というような感じです。
Tさんの筑波大学対策_デッサン_1
- インタビュアー
- 学科はどの様に取り組んでいましたか?
- Tさん
- 1、2年時は正直、受験を意識した勉強というものがあまりできていませんでした。
3年生になってからは平日は4時間、休日は7〜10時間勉強する様にしていましたが、とにかくもっと早く勉強をしていれば良かったと思いました。
- インタビュアー
- 試験を終えての手応えは?
- Tさん
- デッサンは構図も書き込みも決して良くは無かったです。ですが平面構成はとても良い出来だったと思います。
面接は自分の伝えたいことやアピールポイントを余すことなく伝えられたので良かったです。
Tさんの筑波大学対策_デッサン_2
- インタビュアー
- 試験本番で成功できた要因は何ですか?
- Hさん
- 平面構成についてなのですが、とにかく落ち着いて制作できたことだと思います。
私がエスキースや明度計画をしている際に周りは色塗りに入っていて明らかに進度に差があったのですが、いつも通りの時間配分で納得のいくものが出来たと思います。
Tさんの筑波大学対策_平面構成_1
- インタビュアー
- 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。
- Tさん
- 試験1週間前ぐらいに平面構成が本当に描けなくなってしまったことが何日も続き、その時は精神的にとても辛かったです。
その際にうまく行った時とは何が違うのかと作品だけでなく、明度計画やエスキースも比べました。
明度計画や色決めの際にどの色をどこに置くかばかり考えてしまっていたのですが、画面全体の雰囲気や自分が画面の中でどんな流れをどんな風に作りたいかということを明確にすることが大切だと再認識することができ、それが成長に繋がったと思います。
- インタビュアー
- 実技上達のために実践したことは何ですか?
- Tさん
≪デッサン≫
寝る前の10分15分でB3サイズのクロッキー帳に手のクロッキーをしていました。
実際の試験ではB4サイズなのですがB3サイズの大きい紙だと形を取るのがとても難しかったので、形を取る練習や色をのせる練習、また、かっこいいと思うポーズを探す練習にしていました。
Tさんの筑波大学対策_平面構成_2
- インタビュアー
- 授業で印象に残っている課題やモチーフはありますか?
- Tさん
- デッサンでは"タイガーロープを持った自分の片手"という課題が印象に残っています。
長いロープをどのように扱えば良いのかよく分からず手や手首に絡ませてしまったのでとても難しかったことを覚えています。
平面構成では"火"というテーマが印象に残っています。
今までやってきた平面構成の中でも特に上手くいった作品だと個人的に思っています。
- インタビュアー
- 推薦入試で大切なことは何ですか?
- Tさん
- 自信を持つことだと思います。また自信を持つためにもしっかりと対策をすることが必要だと思います。
- インタビュアー
- 面接練習について教えてください。
- Tさん
- 回数だと14回、人数だと11人の先生と面接練習をやりました。
沢山の先生と面接練習をすることは様々な質問や意見を聞き回答の幅を広げられたとともに、自分の中で考えがまとまったと思います。
- インタビュアー
- 受験対策はいつから始めましたか?
- Tさん
- 高校一年生の2月に地元の予備校で実技対策を始めました。また、高校三年生の夏に御茶美の夏期講習に参加して9月からオンライン授業に参加しました。
Tさんの筑波大学対策_平面構成_3
- インタビュアー
- 受験期の1週間の時間の使い方を教えてください。
- Tさん
- 高校1、2年時は週に一回(平日3時間)地元の予備校で実技対策をしました。
3年生になってからは週に2回(平日3時間・休日6時間)地元の予備校で実技対策をしました。
3年生の9月から御茶美の通信授業にも参加したので、それまでの週2回の対策に2時間デッサンと4時間平面の2つを足した週4回になりました。
そして、試験の約1ヶ月前からは月・火に御茶美の課題(2時間・4時間)を行い、水曜日から金曜日は毎日3時間実技対策をして、土・日に6時間(本番と同じスケジュールで)対策を行いました。
- インタビュアー
- 大学生活では何をしたいですか?
- Tさん
- T-ACT※を通して様々な活動に参加したり企画を立ち上げてみたいです。また、T-ACTだけでなく授業や部活動を通して多くの人と関わり、交流の幅を広げていきたいです。
※T-ACT(つくばアクションプロジェクト)とは、学生の皆さんの自発的で自立的な活動を応援するための筑波大学独自のプロジェクトで、「学生が立案する活動」「教職員が立案する活動」「地域活動団体が募集するボランティア活動」という3種類の活動があります。
Tさん、忙しい中ありがとうございました!
Tさんが大学でどんなプロジェクトを立ち上げるのか、とても楽しみです。
幅広い活躍を期待しています!
次回もお楽しみに!!
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御茶の水美術学院 土日美術系受験科について
OCHABI土日美術系受験科(略して 美受)では見学・受験相談・面談を受け付けています。
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美受では一人ひとりと向き合いながら、受験に向けてサポートを行っていきます。
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DATA
合格者数3年連続全国1位
2015-2021の7年間で筑波大学芸術専門学群に85名合格!!
2020年 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績
筑波大学芸術専門学群 10名合格 <現役8名> ☆6年間で 72名 合格☆
2019年 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績
筑波大学芸術専門学群 15名合格 <現役12名>
2018年 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績
筑波大学芸術専門学群 15名合格
2017年 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績
筑波大学芸術専門学群 11名合格