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絵は描けないけれど、美大へ行きたいあなたへ
2017.04.12
絵は描けないけれど、美大へ行きたいあなたへ
こんにちは。OCHABI映像科講師の白石です。
新学期は、受験生からこのような質問をよく受けます。
「絵は描けないけれど、美大へ行けますか?」
映像科の絵は、上手か下手かというよりも、伝わるかどうかを大切にしています。
例えば、映像を制作する人は絵コンテを描きます。
絵コンテの目的は、作品として上手に描くことではなく、映像のイメージを他者と共有するために描きます。
武蔵野美術大学 映像学科の試験に「感覚テスト」があります。
デッサンはモチーフがあり、それを再現しますが、感覚テストはモチーフがなく自分のイメージを他者に表現します。
≪参考作品_1≫は、作者の経験を元に、記憶の中のイメージを描いたものです。
初めはセミの資料を観ながら練習をして、その後自分の中にある光るセミのイメージに近付けていきました。
≪参考作品_2≫は、現実の景色を演出して、映像的に描いたものです。
人物や風景を逆光にして、広角レンズのように画面を歪ませ、ドラマチックな場面を作っています。
このように映像科は、映像や自分の中にあるイメージを、絵で他者に伝えることを目指しています。
そのとき、上手下手ではなく、あなたが描きたいものを描ききれたか、ということを大切にしています。
絵は描けないけれど、美大へ行きたい方は、ぜひOCHABIの映像科に相談に来てください。
まずは映像科の講師陣や学生達に対してどのように描いたら伝わるのか、一緒に作り上げて行きましょう。
通常授業は4/15(土)からスタートします。