2017 東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー1
今年度、現役で東京藝術大学デザイン科に合格された高梨乃里圭さんのインタビューです。
- インタビュアー
- 芸大以外に合格した大学を教えてください。
- 高梨さん
- 多摩美術大学グラフィックデザイン学科(センター/一般)
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科(センター/一般)
です。 - インタビュアー
- 受験生活の中でどのような事を意識していましたか?
- 高梨さん
- 前回の講評と当日の先生からの注意事項を踏まえて、毎回自分で目標を設定するようにしていました。
(デッサンだったら、今日は全体感を完璧にしよう、という感じで)
それから、講評メモをまとめるノートを作って、言われたこと・気づいたことを次回に生かすために毎回整理するようにしていました。 - インタビュアー
- 高梨さんは高2までは他で学び、高3からOCHABIに通うようにしたそうですが、OCHABIに来て気づいたことはありますか?
- 高梨さん
- 講評の力の入れ方、先生方の指導のわかりやすさ、設備の綺麗さ、システムがしっかりしている所に違いを感じました。
- インタビュアー
- 現役合格をしている高梨さんは、予備校と高校の生活を両立する上で、コツのようなものはありましたか?
- 高梨さん
- 学校と予備校の役割は全く違うので、それぞれの場所を絶対に混同しないようにしていました。
学校では予備校の課題を考えたりせず、予備校でも学校のテストの内職とかは絶対しませんでした。 - インタビュアー
- 学科対策はどんな方法でやっていましたか?
- 高梨さん
- 10月くらいまでは、どの教科も単語や文法などの基礎を中心に11月以降はセンターの問題を解きつつ知識を増やすという感じでした。
第三科目を夏休み中に完成させられなかったのを後悔しています。
私大の一般試験の赤本はセンターが終わってから始めました。
多摩美の小論文は夏休みにOCHABIの講習を受けただけで終わりましたが、それで大丈夫でした。 - インタビュアー
- 日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?
- 高梨さん
- それぞれの実技では毎回気を付けることが違ったのでまとめては言えませんが、その時々で体調が違ったり、集中力も一定ではないので、無理しない程度に全力を出すことを意識していました。
それから、道具や作品を丁寧に綺麗な状態で管理するように心掛けていました。 - インタビュアー
- 試験を終えたときに手ごたえはありましたか?
- 高梨さん
- ありました。OCHABIだったら上段にいけるかな…程度でした。
- インタビュアー
- 試験本番で成功できた要因は何ですか?
- 高梨さん
- 知り合いを見つけて安心してリラックスした状態で望んだことが1番大きいです。
それと、ずっと成功するイメージを持ち続けたり、神仏に拝みに行ったりしました。。 - インタビュアー
- 受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。
- 高梨さん
- デモストをずっと見ていたら、構成デッサンが急に上手くなりました。
技術を盗み見するのが成長の近道な気がします。
あと、講評の後に個人講評してもらうとまた違った課題が見えてきて成長できます。。 - インタビュアー
- 受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。
- 高梨さん
- 学校との両立と、家からの遠さで毎日疲れていたことと、大学附属高校だったので学校では周りがどんどん受験を終えて遊んでいるのを見るのがつらかったです。
- インタビュアー
- 実技上達の為に実践していた事はありますか?
- 高梨さん
- 好きなデザインの画像、好きな色の画像、作品の参考になりそうな画像を集めて整理して見直していました。
また、新しい表現を模索したりしていました。 - インタビュアー
- 大学生活では何をしたいですか?(学びたいこと、興味のある事、など)
- 高梨さん
- パソコンを使うデザイン全般に興味があるので学んでいきたいです。
高梨さんありがとうございました。
東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー
DATA
2017年度 芸大デザインコース合格実績
東京藝術大学 デザイン科 30名合格≪定員45名≫(現役8名)