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月: 2017年5月

彫刻科 石膏デッサンの描き方

彫刻科 石膏デッサンの描き方彫刻科担任の古池です。彫刻科では、木炭を使って石膏デッサンを描きます。以下の文章と画像は、以前当校の学生に配ったプリントに少し手を加えたものです。皆さんの石膏デッサンの上達の参考になればと思います。プロセス①①描き出しは、自分がこの石膏像(ジョルジョ)になったような気になって、楽しんで描きます。あくまで自然体で、のびのびリラックスして描きます。失敗はしたくないけど、失敗して当たり前という姿勢です。プロセス②②引いて観る回数は、この時が一番多いですね。小刻みに引いて観ます。ここで、構図の確認と形のくるいを探すのを、これまた楽しみます。大事なことは、形のくるいに気付ける状態に積極的に自分を持っていくことです。くるいは早ければ早いほど気付きやすいし、直しやすいと思います。プロセス③③ぼくの場合は、炭はガンガン乗せます。途中で消すことはしません。ただし、むやみに乗せるのが目的ではなく、観て感じて引いた線の集積が、結果的に「炭が乗る」ということになる。その炭の集積が、量感や形態表現への下地になると思います。プロセス④④ここからはマイナスの仕事とプラスの仕事、つまり炭をとったりつけたりしながら形を描き起こしていきます。②の段階でだいたいの形の把握はできているので、あとは登山に例えれば下山のようなものです。描写を楽しみながらデッサンを仕上げていきます。完成-完成-完成です。人体の構造と動き、手前と奥の距離感を最後まで意識して描きました。-彫刻科 夏期講習 デモンストレーションのお知らせ-今年も夏期講習期間中に現役藝大生を呼んで、実技のデモンストレーションを行います。合格者の実力に直に接することのできる、またとないチャンスです。日程は、中期の8月7日(月)、8月10日(木)、後期の8月22日(火)の3日間を予定しています。※課題、内容、日程は変更する場合がございます。ご了承ください。 2017 夏期講習について彫刻科についてコース別無料体験 彫刻科 について

夏期講習 筑波大コース

夏期講習 筑波大コース土日美術系受験科(略して 美受)担任の清水です。「筑波大 芸術専門学群」はデザインや洋画など多くの専攻があり、試験も専攻ごとに違います。しかし、なかなか同じ専攻課題を他の人とやる機会がない少ないですよね。一人で石膏デッサン描いたり、一人で平面構成ってこともあるのではないでしょうか。美受には、多くの筑波大受験生がいて、特に2015年度、2016年度の夏期講習は、洋画、日本画、構成、デザイン1[情報デザイン/プロダクトデザイン]、デザイン2[環境デザイン/建築デザイン]の受験生が関東近郊だけでなく、北海道や沖縄、九州など日本全国から集まってきてくれました。そのため、自分以外の人の作品も多く見る事ができ、お互いが刺激し合いながら作品作りをしていて、とても活気がありました。昨年の夏期講習の中期は、筑波大のコースに20人集まってきてくれました。自分がどれくらい出来るのか、夏にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか!!お待ちしています!! 2017 夏期講習について土日美術系受験科についてコース別無料体験 土日美術系受験科 について

高校1・2年生 土日コース 細密着彩

高校1・2年生 土日コース 細密着彩高校生基礎科 土日コース 講師の相川です。今日は自分で持ってきたモチーフを細密着彩してもらいました!お気に入りのスニーカーを描いていたり、割れちゃった眼鏡を描いていたり、それぞれが面白い視点でモチーフを観察していました!来週5月20日、21日は土日コースの体験授業!課題は【石膏+静物デッサン】です。美術予備校での必須課題である石膏デッサンと静物デッサンが合わさった課題です。石膏単体でのデッサン同様、複数のモチーフをこれまた各々の視点で観察し、質、色、におい、重さなど、違いを発見してみましょう!高校1・2年生 土日コース5月20日(土)-21日(日)の無料体験授業の締め切りは5月17日(木)16:00までです。お待ちしています!!高校1・2年生 土日コースについてコース別無料体験 高校生基礎科 について

静物デッサン -上達のために必要なこと-

静物デッサン -上達のために必要なこと-土日美術系受験科(略して 美受) 担任の清水です。ゴールデンウィークでしたね。みんながお休みだからこそ、「頑張ると、きっと良いことが有るはず!」と言う気持ちで美受は授業をしました! デッサンで大切なことは、ザックリ言うと『よく見て描く』、描写力です。しかし、採点の時に見ているのはそれだけではありません。大切なポイントの一つに『構図』があります。最初の頃って、仕上がったときに「もう少し大きく描けば良かった」「上がすこし余って見える」などの不満が起こりがちです。そうならない為に『少しずつ全体に描き進める』ことが大事。ご飯を食べるときに好きなオカズばかり食べずに、少しずつ色々なモノを食べていく感じです。その意識を育てるためにやるのが『描き出し特訓』。コツは、まず光と陰のみを意識して描いていきます。アトリエの光を調整して明暗を分かりやすくし、あまり細かなことを描かないようにするため、コンテを使ったりします。目を細めて見るのも大切です。短い時間(15~30分ほど)で全てのモチーフを描けるように、繰り返して描いていきます。短時間でザックリと全体を描けると、構図を直したり、形の狂いを直したりしやすいんです!細かく描いちゃうと直したくなくなっちゃうから、そうならないようにするのがコツです。いつもとアトリエの雰囲気が違って『特訓』ぽくていいです。みんな集中してどんどん上手くなっていました。 土日美術系受験科についてコース別無料体験 土日美術系受験科 について

高校1・2年生 日曜コース 授業風景

高校1・2年生 日曜コース 授業風景土日美術系受験科(略して 美受) 担任の清水です。ゴールデンウィークはいい天気でしたね。そんないい天気の日でもochabiでは授業をやっていました。今回は高校生基礎科日曜コースについて。課題は石膏+静物デッサンです。石膏の首像と丸太やガラス器を組み合わせてセッティングしたものを描いていきます。石膏像もしっかり描かないといけないし、ガラスや丸太の描写も頑張らなくてはいけません。そして、それぞれのモチーフの色の違いも描き分けなくてはいけないんです!ポイントは1個ずつ描くのではなく、モチーフ同士の違いを見比べて、その違いを見つけていくことだと思います。みんな一生懸命描いています。いい感じのデッサンができていますね!!ちなみに本日は新人講師の田口先生デビューの日でした。そして、来週5/14は今年度2回目の無料体験授業があります。課題は木炭で人物を描きます。学生同士がお互いにモデルをやりながらデッサンしていきます。まずは自己紹介をして、会話の中から色々とその人の特徴を探していきます。髪型に特徴がある人、姿勢のいい人。などなどなど、この課題はいつもいろいろな作品が出てきて楽しいです。是非お友達同士でも参加してみてくださいね。高校1・2年生 日曜コース5/14(日)の無料体験授業の締め切りは5/11(木)16:00までです。お待ちしています!!高校1・2年生 日曜コースについてコース別無料体験 高校生基礎科 について