芸大・美大受験予備校とは?
受験に必要となる実技を中心に学ぶ予備校です。全国には多くの芸大・美大がありますが、予備校では、倍率の高い難関校を目指す学生が集まり日々実技力を磨いています。
「美術系に行きたい」と言われたが、自分は全くその経験がない、そういった保護者の方が多くいらっしゃいます。
何をどうしていけばいいのか、何から始めれば良いのか「全くわからない」状況では、不安ばかりが募ります。
ここでは、芸大・美大受験の実情や保護者の方から頂く多くの質問の一例などを交えて解説をし、理解の一歩になれば幸いです。
さらに分からないこと、知りたいことなどあれば、お電話や窓口で、お気軽にお問い合わせください。
受験に必要となる実技を中心に学ぶ予備校です。全国には多くの芸大・美大がありますが、予備校では、倍率の高い難関校を目指す学生が集まり日々実技力を磨いています。
「うちの子は絵の才能がありますか?」と問われることが多いのですが、芸大・美大の難関校に天才ばかりが集まっているわけではありません。芸大・美大受験で必要となる実技の力は、みな一枚一枚の積み重ねで少しずつ技量を上げ、獲得したものです。絵が描ける、描けないは、始めるときには関係がありません。ほとんどの人が初心者として入学してくるので実力は無い状況が普通です。本当に必要な才能、それを上げるとすれば、絵を日々「描き続けられる力」です。
枚数を重ねることで、絵は日々成長していきます。上手くなるには、ある程度の時間を必要としているので、早く始めれば、大学現役合格の可能性は増します。 とは言え、幼少からの英才教育は要求されていません。ある程度の技術の習得に、5年10年という長い時間を必要としていないので、多くの人が高校1、2年生で始めます。
中には、高3から、卒業してから、中学からとそれぞれあり、開始時期には幅があります。それは、自分の将来に対して本人自身が方向性を見出してから動くため、スタートは様々です。その点が美術系進学の特徴的です。思い立ったときに保留にしたり先送りしたりせず、始められればそれがベストな状況になります。
実技の要求レベルが高い大学の対策は、高校3年生以上であれば毎日の制作が基本です。
予備校での夜間の授業は3時間あり、高校との両立を継続させていくにはある程度慣れが必要です。 高校では授業の進行と共に部活動、校外授業、定期試験など様々な行事があり、それらと上手く折り合いを付けながら、なるべく日々の制作を止めない工夫が重要となります。それは、次の制作で何をするのかを考え、進めていくことで意識も高まり実技力の向上につながるからです。不定期に制作を止めてしまうと、次に活かすことが出来ないことが多々おきます。 そういった回り道や無駄を無くすためにも、高校1・2年の内に少ない日数で、負担があまりない状況からスタートさせ、少しずつ増やしステップアップさせていくことをお勧めします。
芸大・美大の受験は実技のみならず、学科の試験も課せられます。私立大学であればおおよそ実技:学科=3:2の比率で点数化されていて、合計点で合否が決定します。芸大は、試験の選考方法が公開されていないので、断言できませんが、私立より実技重視の傾向があるといえます。受験する科によっても違いがあるので、科の実情に沿った対策が重要です。
芸大・美大が公表している就職率などを見ると、非常に低い率が気になるという方が多くおられます。 作家を目指し、就職せず卒業する人も多くいますが、在学中に就職を希望し、活動をする人はしっかりと就職できていることも事実です。 最近では、社会全体の変化のスピードが早く、見通しの立たない状況から問題解決を見出していける人や、新たな見地、クリエイティブな発想が出来る人などが求められていて、美術系出身者の能力に着目する企業も増えてきています。それは、芸大・美大が「答えのない課題に対して取り組む」「新たな価値を創造する」という事を日々実践し、そういった人材育成を長く行ってきているからです。
お電話をおかけの際には、手続き・学費などについては「その他」の④を、コースや授業内容については「御茶の水美術学院」の②を選択してください。
手続き・学費は「その他」の④を
コースや授業内容については「御茶の水美術学院」の②を選択。