筑波大学 芸術専門学群 実技入試美術系受験科(略して 美受) 主任の清水です。まもなく新学期が始まります。新年度に向けて今回は3枚のデッサンを掲載します。この3枚は今年度 ≪筑波大学 芸術専門学群≫・≪東京学芸大学 B類≫ 合格者の春期講習(当時 高3)の最初のころの作品です。技術的には上手くは無いけれど、一生懸命描いていて、好感の持てる作品です。春期講習では静物デッサンを中心に、美術系大学の受験で必要なことを基礎から練習します。美受に来る学生の中には、初めてデッサンをする学生も多くいます。そんな学生には道具の使い方から説明をします。予備校に来た最初は、自分以外の周りの学生は凄く上手く見えてしまい、自信を無くしてしまうことも……。これは美術系予備校の『あるある』なんですよ。学生との面接でよく聞く話だし、約20年前の自分も体験しました。むろん中には経験者もいて、上手な人もいます。でも、ヘコむ必要は無くて、むしろ上手い人と一緒に描けることで、コツを早く掴めたりします。それが予備校で描くメリットです。人によって進んでいくスピードは違うこともあります。しかし、初めてみて、続けていかないと上達はありません。僕の最初の目標は『休まないこと』でした。これから美大受験を迷っている人、最初の一歩を始めてみてください。 土日美術系受験科について
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春期講習 建築科です!今日は29年度、東京芸術大学建築科の第一次入試試験問題をやりました!芸大建築科の試験では、センター試験、1次試験の空間構成、2次試験の総合表現で評価が決まります…。簡単にいうと、空間構成とは……出された問題の条件にそって図形の形を理解し、その図形を立体的に絵で表現する問題です。ここで求められているものとしては、他科と比べて、秀でた描写力を求めているわけではなく、図形の読解力や形を正確に描写する力です。例えば、理系の大学(横浜国立大学、東京工業大学、早稲田大学など)のAO入試や推薦入試でも文章を読み取り、芸大と比べてよりシンプルなスケッチをかく問題が出題されています。そして、いずれの大学を対策するにしても、教えることの一つにパースというものがあります。パースとは、図形を立体的に描写するための技法のことをいいます。図式的に描く立体と違い、より自然な絵としての完成度を高めるために用います。正確な立体と影の形の表現力や美しい構成力を鍛えます。芸大建築科合格者の参考作品基礎をしっかりと身につけつつも、空間の魅力を自ら創りだせるように育てていきます。過去の問題や作品がまとめて見られるのも予備校の良さだと思います!明日は総合表現をやります! 建築科について春期講習のお申込みはこちら
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2017_東京藝術大学彫刻科_塑造_入試再現今年度、東京藝術大彫刻科に見事合格されました、浅場千秋さんにインタビュー致しました。インタビュアーこの度は東京藝術大学彫刻科合格おめでとうございます!まだ気分は落ち着かないと思いますがインタビューにご協力をお願いしますね。まずは最初の質問です。2浪目で合格した要因は何だと思いますか?浅場さんそうですね1浪目まではただただ一生懸命やれば良いと思っていましたが、今年は見る側の目を意識して制作してきました。また、昨年までは藝大に落ちないレベルを勝手に想定して限界を超える事が出来ませんでしたが、今年は終わりを考えないようにしました。今年受けた受験3課題ともやり切り感が無く不安が残りましたが、それがかえって良かったのだと思います。インタビュアー不安は作品への向上心の表れで、まだやらなければ、という思いが作品に込められた結果が合格へと導いたんでしょうね。私も受験後、今回の浅場さんと同じ印象だったので良く分かります。浅場さんの塑造 入試再現インタビュアー自主練習は何をしましたか?浅場さん実技は特にしなかったです。他校の優秀作品やプロセス等を何度も見て、それぞれの課題を分析して対策を考えました。例えば石膏像の特徴から表現しなければいけない事や・・・とにかくいろいろ考えました。インタビュアー自分の作品に留まらず、いろいろな作品から分析したわけですね。そして考えた。インタビュアーオチャビの実習では何に気を付けましたか?浅場さん塑造の場合はしっかり粘土を練りました。そしてシュロ縄の巻き方を気にしたり・・デッサンでは木炭や消しパンなどにもこだわったりしていました。また、アトリエ内の環境や身の回りにも、自分なりのこだわりを持って整えてきたと思います。インタビュアーそれって実際に始まる前の準備や心構えって事ですね、課題に翻弄される事なくやるべき事をキッチリやって課題に臨む・・・やるなぁ!インタビュアー試験の最中に何に注意しましたか?浅場さんとにかく緊張しないように心がけました。朝は自宅から歩いて試験場まで行きました。ストレッチのつもりで・・・。身体が固くなるのがやばいと思ったんです。会場では何度も離れて作品を確認しましたが、他の人の作品は見ませんでした。私は制作している人を観察していました。これも自分を落ち着かせる方法のひとつと考えました。また、講師から言われた言葉を思い出すためにいろいろなアイテムを持参していきました。インタビュアーなるほど、実際にモノを見るとその時にあった事、言われた注意点が冷静に思い出せますよね。効果的だと思います。インタビュアー来年受験する学生に助言することがあれば教えて下さい。浅場さん実技はそれぞれムラがあるので何とも言えませんが、私は普段からやるべき事をやってきました。それが自信となり、その積み重ねで試験でも同じように出来るだろうって信じてやってきました。ほんとうにまじめにやれば良いと思います。インタビュアーその通りだと思います。まじめな仕事は形に現れます、そして継続は力なりですね。インタビュアーこれから芸大生になりますが抱負は?浅場さん受験勉強の結果を引きずることなく初心に帰ってまじめに頑張りたいです。そして大学でも今まで通り、やるべき事はまじめにちゃんとやろうと思っています。インタビュアー藝大は本当に自由ですが、浅場さんの心構えがとても重要だと思います。あっという間に4年間が過ぎてしまうので意義のあるものにして下さいね。本日はインタビューにご協力頂き有難うございました。そして本当におめでとうございました。浅場さんの作品はこちら東京藝術大学 彫刻科 合格者インタビュー2016 合格者インタビュー12016 合格者インタビュー2DATA2017年度 彫刻科合格実績東京藝術大学 1名合格コースを探す
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【2017 合格速報】3/24(金)現在 東京藝術大学 46名合格 <現役12名合格> デザイン科 30名合格<現役8名> ☆11年連続全国1位☆ 工芸科 8名合格<現役1名> ☆全国1位☆ 油画専攻 3名合格 日本画専攻 1名合格 彫刻科 1名合格 先端芸術表現科 3名合格<現役3名> 武蔵野美術大学 320名合格 <現役202名合格> 視覚伝達デザイン学科 48名合格 ☆5年連続全国1位☆ 工芸工業デザイン学科 54名合格 ☆2年連続全国1位☆ 空間演出デザイン学科 72名合格 ☆全国1位☆ 基礎デザイン学科 38名合格 デザイン情報学科 52名合格 ☆3年連続全国1位☆ 建築学科 12名合格 多摩美術大学 266名合格 <現役149名合格> グラフィックデザイン学科 64名合格 ☆2年連続全国1位☆ 生産デザイン学科 39名合格 ☆2年連続全国1位☆ 環境デザイン学科 29名合格 ☆全国1位☆ 情報デザイン学科 47名合格 ☆全国1位☆ 統合デザイン学科 29名合格 工芸学科 15名合格 劇場美術デザインコース 16名合格 筑波大学 11名合格 東京学芸大学 3名合格※3/24(金)現在 2016年度在籍者・講習生/一般、センター利用、推薦、補欠累計
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高校1・2年生 無料公開コンクール 結果発表!基礎科講師(美受主任)の清水です。3月20日(月・祝)にOchabiでは春期特別イベント 高校1・2年生≪無料公開コンクール≫を実施しました。課題は石膏デッサン。制作は6時間。指導は一切なし。現在の自分の力を試す1日でした。100人を超える申し込みがあり、力作がズラリと並んでいる様子は壮観でした。審査の結果1位は同率で2作品。次点が7作品。上位に入らなかった作品の中にも魅力的な作品が沢山ありましたが、上位9作品は非常にレベルが高かったです。1位の2作品は比率などの形もしっかりと合わせることが出来、その上でそれぞれの石膏の持つ特徴を上手く見つけ出し表現できていました。光の捉え方も良く、鉛筆のタッチなど使い方も多彩でお見事でした。画像は1位作品のうちの1つです。≪コンクール1位作品≫今回のコンクールの参加者全員には2017年度夏期講習 入会金(5000円)が免除されます。また1位の2人には、2017年度夏期講習受講料 前期分免除 の特典が付きます!!おめでとうございます。2年生でここまで描けるなんてすばらしいです。この先どこまで伸びていくか楽しみですね◎春期講習のお申込みはこちら
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筑波大学 後期試験終了土日美術系受験科(略して 美受)主任の清水です。3月12日(日)に筑波大学 後期試験が行われました。Ochabiの学生も受験しています。最後まで集中して頑張ってほしいです!!新年度に向けて少し。筑波大学 芸術専門学群を受験するか迷っている学生がいるかと思います。美術好きだけど、まだ本格的にデッサンしたことないし。など理由は様々あると思います。今回紹介する2点の作品は、筑波大学 芸術専門学群 洋画専攻(入試課題 6時間 石膏+α)現役合格者の作品です。この作者は高校の授業などで絵を描くことはしていましたが、本格的にデッサンを始めたのはochabiに来た4月からです。≪2015年6月 制作≫1枚目の作品は1学期に描いた石膏デッサンです。光と影を一生懸命捉えようと頑張っています。≪8か月でここまでレベルアップしました!! 2016年2月 制作≫そして、2枚目の作品は試験直前の作品。画像1枚目の作品からたった8か月でかなりレベルが上がっています!光と影の印象もきれいですが、さらに石膏像の特徴を上手く捉えられています!!細部までしっかりと描けていますね!!!そして、見事に合格しました。どうしようか迷っている学生は、まずは描き始めてみましょう!!待っています◎ 土日美術系受験科について春期講習のお申込みはこちら
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