映像科武蔵野美術大学「感覚テスト」課題授業-無料で体験してみませんか?- こんにちは。OCHABI映像科講師の貝和です。7月2日(日)10:00~ 1学期最後の無料体験があります。前回の映像科の無料体験では、武蔵野美術大学 映像科の実技試験である「感覚テスト」の合格作品を分析して、模写する課題でした。参加者の方には、「見てるだけではわからなかった感覚テストが体感できた」という感想をいただきました。そもそも、「感覚テスト」ってなに?という方はこちらで解説しているのでご覧ください。映像科「感覚テスト」ってなに?そして今回の無料体験も同じく「感覚テスト」対策です。前回からステップアップして、初心者でも1日であなたオリジナルの作品を作れるような課題を準備しました。内容をすこし教えると、「あなたの好きな空」を題材にします。あなたの好きな空はどんな時の空ですか?なぜ好きなのでしょうか?自分の感じていることを絵と文章にして、表現する難しさと楽しさを体験しましょう!映像科は、映像で何かを描写することに興味がある人はもちろんのこと、「デッサンは苦手だけどイメージすることが好きだ」「自分の想像したイメージを相手にきちんと伝えられるようになりたい」という人にはおすすめの科です。無料体験当日は、制作時間の合間に個人面談も行います。7月24日(月)から始まる夏期講習についてや、受験相談など気軽にご質問ください。映像科_授業風景コース別無料体験 映像科 についてコース別無料体験 映像科のお申込みはこちら2017 夏期講習について2017 夏期講習 映像科のお申込みはこちら 映像科について
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中学生科 無料体験授業 -初心者でも大丈夫!!-こんにちは!中学生科です。7月2日(日)に中学生科の無料体験授業が有ります。白く広いアトリエで少し本格的に美術をやってみませんか?保護者の方は講師へ受験についての説明を聞いたり、相談をすることが出来ます。<授業時間>10:00~15:30(13:00~14:00 昼休憩 / 15:00~15:30 作品講評会)<持ち物>道具は貸し出すので、持ってくる必要はありません。<参加対象>・絵を描くのが好きな中学生。・美術が得意でもっと上手になりたい中学生。・総合芸術高校、女子美術大学付属高校などの受験を考えている中学生。<授業内容>・鉛筆による静物デッサン・個人面接・作品講評*デッサンを描くのが初めての人でも、講師が丁寧に指導をしてくれます。*個人面接で、受験の相談や美術についての話しを聞くことが出来ます。ご参加お待ちしています!中学生科_アトリエ_1中学生科_授業風景_1中学生科_授業風景_2中学生科_授業風景_3中学生科_授業風景_4中学生科_アトリエ_2_集中光を点けたところ中学生科_作品_1中学生科_作品_2コース別無料体験 中学生科 についてコース別無料体験 中学生科のお申込みはこちら2017 夏期講習について2017 夏期講習 中学生科のお申込みはこちら中学生科について
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建築科 -東京藝術大学の受験課題にチャレンジしてみませんか?-こんにちは!建築科です。7月2日(日)の無料体験授業についてご紹介させていただきます。この日は、1学期も後半ということで実際の東京藝術大学の入試を想定した課題で「総合表現」という授業を行います。「総合表現」とは、出題されたテーマに対し、絵と文章を用いて空間を提案する課題です。前回の総合表現課題の作品はこちら↓課題テーマ:動物と生活する空間(生徒作品)参加者には、当日面談の時間を用意しているので、東京藝術大学に限らず武蔵野美術大学や多摩美術大学など美術系大学の建築科や、早稲田大学、千葉大学など実技試験の必要な一般大学の建築科受験に関する質問など、何でも聞いてくれればと思います。皆様からのお申し込みお待ちしております。コース別無料体験 建築科 についてコース別無料体験 建築科のお申込みはこちら2017 夏期講習について2017 夏期講習 建築科のお申込みはこちら建築科について
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合格者数 全国1位多摩美生産デザイン学科 武蔵美工芸工業デザイン学科-入試課題で注意すべき点- こんにちは。私大デザインコース講師の田井中です。みなさんは、入試課題に取り組む上で、どんなことに気をつけていますか?今回は多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻と武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科についてお話していきます。各学科の中で、プロダクトデザイン、インダストリアルデザイン、インテリアデザイン、クラフトと様々な領域に分かれます。これらの科で学ぶデザインの元となる素材は、美術館での展覧会のような非日常的な場ではなく、常に私たちの身の回りにあります。そして、デザイナーは、その素材を柔軟な発想で解釈し、人々の生活を豊かにしていくのが役目です。受験に関しても、日常で目にする物への興味や、衣・食・住などの生活に対する視点がとても重要になります。たとえば、入試課題である「鉛筆デッサン」は、モチーフの表面的な情報を映し取るだけでなく、素材の性質や製品の仕組みまで理解することが大切です。今見ている物が何の素材で出来ていて、どの様に使う物なのか?そこまでの理解力が問われてきます。そこで、試験科目にある「静物デッサン」「構成デッサン」「色彩構成」に分けて、どのようにそれぞれの課題に取り組んでいけばいいのかをまとめてみました。≪静物デッサン≫2017_春期講習_私大デザイン立体系デモスト作品静物デッサンでは、工業製品のプロポーションを短時間で正しく取る為に構造の理解が必要になり、各モチーフの材質を描き分ける為には、まずそれらの違いに気がつかなくてはなりません。≪構成デッサン≫2017_多摩美術大学プロダクトデザイン専攻_合格者入試再現作品構成デッサンでは、物の特徴を想定で描き、自分で設定した状況にふさわしい手のポーズを選ぶ力が必要です。それには道具の使い方を知らなければ描けませんし、どこに力が掛かって、どうやって動くか、生活の中の手の動作に対する観察が重要です。≪色彩構成≫2017_武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科_合格者入試再現作品2017_多摩美術大学プロダクトデザイン専攻_合格者入試再現作品素材や製品等に対する基本的な知識をベースにして、個性的な世界観を展開しなければいけません。素材感が面白く見える状況や製品が使われる場面等を柔軟な発想で表現して貰いたいです。◎まとめ自分なりの視点をより魅力的に伝えるためには、不必要な部分を省き、必要な部分を残すなどの駆け引きをしながら一枚の絵をデザインしていくことが大事です。観察力、描写力、知識、発想力、演出力を兼ね揃えた表現が必要になってきます。これらの能力は一朝一夕ではとても身につかないので、日頃から身の回りにある物に興味をもって過ごす姿勢が大切です。日常生活の中から、知識や発見を少しずつストックして自分の表現の幅を増やしていきましょう。デザイナーに必要な才能は、観察や思考を習慣化することで身に付きます。是非多くの仲間達と共に制作の日々を通じて才能を磨き上げて行きましょう!2017 夏期講習について2017 夏期講習 私大デザイン立体系コースのお申込みはこちら 私大デザインコースについて
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7月2日(日) 無料体験 土日美術系受験科-自分でモチーフをセットする-土日美術系受験科(略して 美受)担任の清水です。夏期講習前の7月2日(日)、1学期最後の無料体験授業があります。今回の対象は映像科・先端芸術表現科・建築科そして土日美術系受験科です。美受では静物デッサンを体験できます。いつもデッサンなのですが、今回は少し趣向が違います。その違いは以下の通りです。〈今回の静物デッサン(机上デッサン)〉・モチーフ1セット(瓶、野菜などおよそ4~5種類)を1人で使える!・自分でモチーフをセットする!ちなみに〈普段の静物デッサン(卓上デッサン)〉・モチーフ台(卓上)に予めモチーフがセッティングしてある。・1つのモチーフを複数人で描く。卓上に置かれたものを描くことが、デッサンの基礎を学ぶには多く、初心者向きとも言えます。また、大きなモチーフなども出しやすいので、バリエーション豊富な課題をつくることができます。そのため、美受では卓上のデッサンを多く取り入れています。普段とは、モチーフがセットしてあるか、自分でセットするかの違いしか無いと思うかもしれません。しかし侮ってはいけません。実際の試験では自分でセットする方が多いのです!筑波大学では構成専攻・デザイン専攻学芸大学A類、女子美術大学 デザイン・工芸学科、日大芸術学部 デザイン学科、などなど多くの大学で出題されています。そして、モチーフセットを自分でセンス良く行うのはなかなか難しく、気が付くとセッティングだけで1時間かかることも有ります。描くだけでなくセッティングから力量が問われます!7月2日(日) 無料体験授業では、デッサンを描くためのポイントはもちろん、モチーフセットについても丁寧に指導します。さらに面接で進路、推薦入試、夏期講習の受講についての相談もできます。夏期講習前に今の実力の確認と、夏に向けての相談に来ませんか?お待ちしています!机上デッサン_1_B3_2時間机上デッサン_2_B3_2時間机上デッサン_3_B3_3時間コース別無料体験 土日美術系受験科 についてコース別無料体験 土日美術系受験科のお申込みはこちら2017 夏期講習について2017 夏期講習 美術系受験科のお申込みはこちら土日美術系受験科について
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筑波大学_合格再現_デッサン_B3_2時間筑波大学_合格再現_デザイン課題_A3_4時間土日美術系受験科(略して美受) 担任の清水です。筑波大学 芸術専門学群 デザイン専攻に1浪で合格した学生 鈴木琢己くんにインタビューを行いました。学科の勉強の仕方や実技の取り組み方、Ochabi以外でやっていた事などを話してくれているので、参考になることも多いかと思います。インタビュアー受験生活で意識したことは何ですか?鈴木くん実技試験と学科の両立でした。筑波大の入試は学科と実技の点数比が1:1(どちらも700点満点)なので、どちらかで失敗すると合格の可能性が低くなってしまうと思い、どっちも頑張ろうと心がけていました。インタビュアー学科の勉強方法について工夫したところは?鈴木くんひたすら苦手科目を勉強して、飽きたら好きな科目もやるという風に、自分に対して飴と鞭でモチベーションを保つようにしていました。インタビュアー日頃実技で気を付けていたことは何ですか?鈴木くん楽しめないと実技が辛くなるので、楽しくやろう!楽しいことを考えよう!といつも心がけていました。インタビュアー試験を終えての手応えは?鈴木くん試験を終えたときは「やり切った!」という思いがとても強かったです。練習ではデザイン課題の画面が楽しくなさそうに見えることが多かったのですが、本番ではそこを改善出来て楽しそうな画面を作ることが出来たのが良かったなと思います。インタビュアー試験本番で成功できた要因は何ですか?鈴木くんお茶美での入試対策で、自分の力を伸ばせたからだと思います。入試直前に講評ノート(日々の制作でのアドバイスをまとめたノート)を読んで、自分の得意な部分や弱点を改めて知ることが出来ました。不安だった気持ちが講評ノートを読んで、こんなにも頑張ってきたんだから大丈夫だ、と思うことが出来ました。インタビュアー成長できたきっかけは何だと思いますか?鈴木くんライバルを作ることです!負けたくない!と言う気持ちが自分を大きく成長できた要因だと思います。インタビュアー受験期の辛いエピソードを教えてください。鈴木くん浪人生なのでもう後がないぞ、という気持ちで切羽詰まっていて、毎日が不安でいっぱいでした。その不安を少しでも和らげるために、なるべく人とのコミュニケーションを大切にしていました。インタビュアー実技上達のために実践したことは何ですか?鈴木くん筑波大学デザイン専攻の入試は、今までに無かった楽しいデザインを考えられる人が求められているので、いろいろなモノに目を向けて、面白い発見が出来るようにしていました。デザイン系の様々な展覧会に足を運ぶことで、好きなデザインやデザイナーが見つかり、そこからいろいろなアイデアが広がっていきました。インタビュアー鈴木くんにとって夏期講習はどんな役割でしたか?鈴木くん学科も実技も夏期講習がとても重要な時期だと思います。美受では連続して実技対策を出来るのが講習だけなので、1日1日を無駄にしないように気を付けていました。現役浪人を通して夏期講習が自分にとってのターニングポイントだったように思います。インタビュアー入学してからの大学の印象は?鈴木くん良くも悪くもまじめな大学だと思います。指導されながら作るのではなく、自分で調べたりしなくてはならないので、行動力は自然と身につくなと思います。友達と情報を共有して、一緒に制作していくのは楽しいです。その中でライバル意識をもって課題をやっていく人が上に行く人だと思います。筑波大芸術専門学群はとても楽しい場所です。来年またオチャビから沢山の新入生が来てくれるのを待っています。筑波大学_合格再現_デザイン課題_A3_4時間筑波大学_合格再現_デッサン_B3_2時間デザイン課題_1_A3_4時間デザイン課題_2_A3_4時間デザイン課題_3_A3_4時間デザイン課題_4_A3_4時間デッサン_1_B3_2時間デッサン_2_B3_2時間静物デッサン_1_B3_6時間静物デッサン_2_B3_6時間静物デッサン_3_B3_6時間静物デッサン_4_B3_6時間筑波大学 デザイン専攻 合格再現解説はこちら鈴木くんありがとうございました!鈴木くんの作品はこちら筑波大学 デザイン専攻 合格者インタビュー2017 合格者インタビュー2筑波大学 構成専攻 合格者インタビュー2016 合格者インタビューDATA2017年度 土日美術系受験科 筑波大クラス 合格実績筑波大学芸術専門学群 11名合格コースを探す
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2017藝大デザイン科合格_田口さんのデッサン2017藝大デザイン科合格_田口さんの色彩構成2017藝大デザイン科合格_田口さんの立体構成今年度、東京藝術大学デザイン科に現役合格した田口梨野さんのインタビューです。インタビュアー受験生活の中でどのような事を意識していましたか?田口さん日常のなかで好きなデザインを見つけてみたり、たまに自分の作品を見返して定期的に反省していました。でもやっぱり1番は体調管理を気をつけていました。インタビュアー予備校と高校の生活を両立するうえでのコツはありましたか?田口さん私の場合お茶美を優先して生活していたので、高校は絵のことよりも友達との楽しいおしゃべりでストレスを発散する場にしていました。基本的に、学校よりもお茶美での時間を大切に過ごしていました。インタビュアー学科対策はどんな方法でやっていましたか?田口さん塾に行く時間がなかったので、お茶美が終わった後にカフェで一、二時間ぐらい勉強したり、電車での移動時間によく勉強していました。インタビュアー日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?田口さん≪デッサン≫前のデッサンで言われたことを書いてある講評ノートを見返して確認して、毎回毎回1つずつ気にできることを増やしていきました。田口さんのデッサン≪色彩構成≫途中で迷ってもやり切って見えるように、描きながら調整していました。最後にそれが正解に見えればいいということをよく意識していました。田口さんの色彩構成≪立体≫精度を第一に考えていました。どんなにおもしろい立体でも精度が低いと面白くなくなってしまうので、有機的な立体でもしっかりと面を考えて制作していました。田口さんの立体構成≪色彩/立体両方に意識していたこと≫テーマが出た場合、『共感』を大事にしていました。私の作品を見て、あぁーー!わかるー!この感じ!!となってもらえるように客観視することを意識していました。インタビュアー試験を終えたときに手ごたえはありましたか?田口さんデッサンは藝大の紙が自分に合わなくて途中でもやもやして、全力を出すことはできませんでしたが、2次課題は、これで落ちたら悔いはないと思えるくらい全力を出しきれた感じでした。インタビュアー試験本番で成功できた要因は何ですか?田口さん落ち着くことと、周りをよくみることだと思います。周りを見ると自分が課題違反していることに気付けたり、自分が想像できなかった作品を見れたりして、そこからさらに新しいアイデアが浮かぶこともあると思います。「自分は絶対受かるんだ」としっかり意識して、一人の時に口に出すこともしていました。インタビュアー受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。田口さん私が高校二年生の時にデッサンが描けなかったり、上手くいかなくなるスランプに陥ったとき、ある先生に『大きく飛ぶ前は一回しゃがむんだよ』と言われ、それからは上手くいかなくても、「今はしゃがんでいる時期なんだ。これを越えればおおきく飛べる!」と思って乗り越えられるようになりました。インタビュアー受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。田口さん描けない時とか、なんでこんなに上手くいかないんだろう、って思う時はとても辛かったです。後から入ってきた人がどんどん上手くなっていって、自分だけ置いていかれている感覚を感じたりしていました。でも、今思えばそれも刺激になって自分を成長させる要因になっていたと思います。。インタビュアー実技上達の為に実践していた事はありますか?田口さん休まずお茶美に来ることです。上手くいかない時にお茶美を休んだりするのも気分転換として良いと思いますが、私の場合お茶美に休まず来て、描き方を忘れないように描き続けないとっていう義務感がありました(^^;他にも残れる日はお茶美に残って描けないモチーフの練習したり、作品に対して不安や疑問に思うことは解消するように意識してました。インタビュアー大学生活では何をしたいですか?(学びたいこと、興味のある事、など)田口さん私の知らないデザインの実態とか、いろんなヒト、モノ、コトと関わって自分の世界や知識を広げたいです。田口さんありがとうございました。田口さんの作品はこちら東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー2017 合格者インタビュー12017 合格者インタビュー22017 合格者インタビュー42017 合格者インタビュー52017 合格者インタビュー62017 合格者インタビュー7DATA2017年度 芸大デザインコース合格実績東京藝術大学 デザイン科 30名合格≪定員45名≫(現役8名)コースを探す
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合格者数 全国1位-武蔵美 空間演出デザイン学科について- こんにちは。私大デザインコース担任の木原です。私立の美術大学のデザイン科には、幅広い分野と専門的に学ぶ学科がたくさんあります。その中で、今回は近年受験者数が激増している武蔵美の『空間演出デザイン学科』にフィーチャーしたいと思います。空間演出デザイン学科(以下空デ)の特色として、舞台、ディスプレイ、ファッション、インテリアなど志望するコースはさまざまですが、全てにおいて共通することは空間をデザインしていくことです。空間?を??そうです、空間です。形あるモノをデザインしていく上で、常に一緒に考えていかなければならないワードです。「空間」と言われて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?すき間、光、影、宇宙、居心地、広い、雰囲気、、、密室?におい??、、、などなど連想も妄想も広がっていくワードであると思います。そして、それらすべて、正解です◎空間には形がありません。でも形をつくることもできます。色を与えることもできます。音を響かせることもできます。そしてそれらにその場に見えないけれど何かを想い、感じさせることもできます。2017年度のデザイン入試において「水の入ったペットボトル」がモチーフとして出題されました。多くの受験生にとって水や透明なものは、デッサンでも色彩構成でも苦手なモチーフベスト3に入るくらいの素材だと思います。なぜならば、「透明なものを黒くできないじゃん、歪んだ表情の形がよく分からない、細かい、面倒くさい」 そんな心の声をよく耳にします。苦手な人は、モチーフの特性や効果をうまく見抜けていない人が多いです。真っ向から描こうとしても難易度はあがるばかりです。そこでさきほどの「空間」を思い出してほしいのです。「空間」にはいろいろな利用方法があります。また、透明な水にも「空間」を利用することで彩りを与えることができます。整理すると、『どういう効果を使ってどう見せていくか』が鍵になるのです。モチーフを細密に描写しなきゃいけないのでは?という概念をまず外し、どんな空間を表現していくか?に意識をスイッチして欲しいのです。私たちは学生によく、「監督になるのだ!」と指導します。どういうストーリー(脚本、テーマ)で、どのシーンを切り取り(アングル、構図)、どの照明(方向、強さ、色)をあて、演出してみせるか。そう考えていくとワクワクしてきますよね?2017_武蔵野美術大学_空間演出デザイン学科_入試再現_デザイン課題_150点(満点)作品これは2017年度入試でデザイン150点(満点)をもらった作品です。大胆な演出で素敵です◎渡されたモチーフをどんな世界に放り込めるのか、そんな課題やトレーニングを夏期講習でもしていきます。ご参加お待ちしています!2017 夏期講習について2017 夏期講習 私大デザイン立体系コースのお申込みはこちら 私大デザインコースについて
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【学芸大A類】【女子美アートデザイン表現学科】入試課題 -想定デッサン-土日美術系受験科(略して 美受)担任の清水です。芸大美大受験では基礎的な実力を見る為に、デッサンの出題が多くあります。その中で、【東京学芸大学 A類】は少し変わっているので、紹介したいと思います。2017年度の試験では、“折り畳み式の鏡”がモチーフとして出されました。そして課題文は『与えられたモチーフをもとに自由に想定してデッサンしなさい。』でした。この『自由に想定して』がちょっと他とは違うところ。美受では『想定デッサン』や『イメージデッサン』と言っています。(このような課題は、【女子美術大学 アートデザイン表現学科】でも出題されます)ただ描くのでは無く、モチーフからイメージを膨らませ、どんな世界観にしていくか、発想力も見られる課題です。その世界観が、他者にしっかりと伝わるように描かなくてはなりません。そこで、練習として初めは静物デッサンを描いて、モチーフの形の捉え方、光の当たり方、影のでき方、パース(空間感)についてなど、まずはデッサンの基礎を学びます。静物デッサン_1静物デッサン_2何枚か静物デッサンを描いた後に、入試と同様に一つのモチーフで課題を出します。その時も、まずは単体をしっかりとデッサンします。その後に、同様のモチーフで想定デッサンを行います。ただ何となく始めるのではなく、“エスキース”という下書きをして、そこでしっかりとイメージを掴んでから描いていきます。エスキースの段階で何をどこに配置すれば良いのか、モチーフ以外に書く必要があるものは何か、光の設定はどうしたらいいのか、などを考えておきます。そして実際にデッサンします。自然物や人工物、金属などの固いものや柔らかなモチーフなど、多種のモチーフを描いて課題に対応できる力をつけていきます。まだ1度もやったことのない人は、美術系受験科の夏期講習『学芸・国公立大コース』もしくは『私立美大コース』がお勧めです!ご参加お待ちしています!想定デッサン_1想定デッサン_2想定デッサン_3想定デッサン_4想定デッサン_5想定デッサン_6想定デッサン_72017 夏期講習について2017 夏期講習 美術系受験科のお申込みはこちら土日美術系受験科についてコース別無料体験 土日美術系受験科 について
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彫刻科「手」を解剖学的に理解する彫刻科講師の内藤です。土曜日に実施している公開講習「芸大彫刻科実践講習」の授業内容についてです。今回の芸大彫刻科実践講習では、「手」を解剖学的に理解していく事を目的に制作しました。実際に骨や筋肉の形を作ることで、表層部に出てくる形態の変化をより深く洞察出来るはずです。①②①②資料をもとに骨の大きさ、比率を測り、針金で芯の部分を作ります。この時、前腕、手首、手の甲、指の長さを曖昧にせず、動きにあわせて関節部を曲げて行きます。③手首から指先にかけて骨を形作ります。骨の反りやひねりを立体的に作っていきます。使用する石粉粘土は、水粘土と違って粘土同士馴染みが悪ので、水を加えながら押しつけるように付けて行きます。④前腕骨(橈骨/尺骨)から指先までの骨格が出来ました。⑤筋肉を付けて行きます。骨と区別するために、粘土に絵具を混ぜて練り込みます。イメージした色になったところで筋肉を付けていくわけですが、複数の重なり合った筋肉を立体的に表現するには、日頃の素描や塑造の基礎力が必要です。⑥腱が筋肉を覆います。筋肉のあとは腱です。指を支え、曲がる方向を決める大切な部品です。どこから繋がっているのか、良く観て作っていきます。⑦表層が部分的に付いて来て、断面解剖標本のような形に仕上がってきました。今回は構造と表層の関係が見えるものになりましたが、面白い彫刻作品です。以上のような経験を通して、人の動きや現象を分析する力を鍛えて行きます。「芸大彫刻科実践講習」では、受験課題を解析し、実践的に効果が現れる内容で授業を実施します。2学期も新たな課題を用意しています。是非挑戦してみてはいかがでしょうか。-彫刻科 夏期講習 デモンストレーションのお知らせ-今年も夏期講習期間中に現役藝大生を呼んで、実技のデモンストレーションを行います。合格者の実力に直に接することのできる、またとないチャンスです。日程は、中期の8月7日(月)、8月10日(木)、後期の8月22日(火)の3日間を予定しています。※課題、内容、日程は変更する場合がございます。ご了承ください。 2017 夏期講習について2017 夏期講習 彫刻科のお申込みはこちら彫刻科についてコース別無料体験 彫刻科 について
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