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月: 2017年6月

彫刻科 「手」を解剖学的に理解する

彫刻科「手」を解剖学的に理解する彫刻科講師の内藤です。土曜日に実施している公開講習「芸大彫刻科実践講習」の授業内容についてです。今回の芸大彫刻科実践講習では、「手」を解剖学的に理解していく事を目的に制作しました。実際に骨や筋肉の形を作ることで、表層部に出てくる形態の変化をより深く洞察出来るはずです。①②①②資料をもとに骨の大きさ、比率を測り、針金で芯の部分を作ります。この時、前腕、手首、手の甲、指の長さを曖昧にせず、動きにあわせて関節部を曲げて行きます。③手首から指先にかけて骨を形作ります。骨の反りやひねりを立体的に作っていきます。使用する石粉粘土は、水粘土と違って粘土同士馴染みが悪ので、水を加えながら押しつけるように付けて行きます。④前腕骨(橈骨/尺骨)から指先までの骨格が出来ました。⑤筋肉を付けて行きます。骨と区別するために、粘土に絵具を混ぜて練り込みます。イメージした色になったところで筋肉を付けていくわけですが、複数の重なり合った筋肉を立体的に表現するには、日頃の素描や塑造の基礎力が必要です。⑥腱が筋肉を覆います。筋肉のあとは腱です。指を支え、曲がる方向を決める大切な部品です。どこから繋がっているのか、良く観て作っていきます。⑦表層が部分的に付いて来て、断面解剖標本のような形に仕上がってきました。今回は構造と表層の関係が見えるものになりましたが、面白い彫刻作品です。以上のような経験を通して、人の動きや現象を分析する力を鍛えて行きます。「芸大彫刻科実践講習」では、受験課題を解析し、実践的に効果が現れる内容で授業を実施します。2学期も新たな課題を用意しています。是非挑戦してみてはいかがでしょうか。-彫刻科 夏期講習 デモンストレーションのお知らせ-今年も夏期講習期間中に現役藝大生を呼んで、実技のデモンストレーションを行います。合格者の実力に直に接することのできる、またとないチャンスです。日程は、中期の8月7日(月)、8月10日(木)、後期の8月22日(火)の3日間を予定しています。※課題、内容、日程は変更する場合がございます。ご了承ください。 2017 夏期講習について2017 夏期講習 彫刻科のお申込みはこちら彫刻科についてコース別無料体験 彫刻科 について

東京藝術大学 建築科 -センター試験は何割?実技は?-

東京藝術大学 建築科 -センター試験は何割?実技は?-こんにちは!建築科です。当校のYoutubeチャンネルにアップロードされている動画のコメント欄に、建築科について幾つかご質問を頂いたのでお答えします。質問1.”今、高校3年で地方公立高校に通っている男子です。自分は理系で、今、第一志望を東京藝術大学の建築科にしてます。地方の画塾に通っているのですが、そこの画塾の先生が東京藝術大学の建築科のことをあまり詳しく知らないようなのです。ここで質問なのですが、ざっくりいうと東京藝術大学の建築科に入るにはどのようなことをすればいいでしょうか。かなりアバウトな質問の仕方ですみません。もうひとつは、センター試験ではどの程度得点できればいいでしょうか。あまり勉学は得意な方ではないです。かなり文章かぐちゃぐちゃになってしまいましたが、よろしくお願いします。長文すみません”質問2.”質問がざっくりなのですみません。東京藝術大学の建築科について詳しく教えてほしいです。入試のことや芸大建築科の雰囲気など先生から教えてもらえないのでお願いします。質問がざっくりですみません。よろしくお願いします。”質問3.”建築学科について詳しくお願いいたします”上記3つの質問について、あわせてお答えさせていただきます。東京藝術大学の建築科に入るための入試では、文章や図面で記された図形を認識し、立体的に描き起こす『空間構成』と、テーマに対し、絵と文章を用いて構想した空間の提案をする『総合表現』の2課題が課せられます。どちらも透視図法を理解し、多様な視点からの描写を自在に操ることが必要となるので、オチャビではデッサンや室内写生、校外スケッチを通し、基礎となる描写力を養います。また『総合表現』では、テーマに対してどのように考えどんな空間を提案するか、という発想力、それを魅力的に相手に伝えるプレゼンテーション力も重要となるため、授業の中で講師や他の生徒と様々なトピックスについて意見を交わし、互いの考えを批評し合うことを行います。こうして、自分の考えを秩序立てて相手に伝える力を身につけていきます。センター試験で必要な点数についてですが、理想を言えば8割以上です。ただし、描写力・発想力・プレゼンテーション力全てが抜群に評価された場合に、センター試験4割台でも合格したという人も聞いたことがあります。センター試験の点数が取れないから芸大を諦める、というのは勿体無いと思いますが、実技試験の負担を少しでも減らせるよう、勉強は早い時期から対策しておくことをお勧めします。合格者の平均点は7割後半だと思います。地方の画塾に通われているそうなので、基礎的な描写力はデッサンを通じて学んでくれていると思いますが、芸大を目指す上で、授業でやっている内容が問題ないかということや、自分の描写力が芸大に受かる人たちと比べ、どの程度のレベルにいるのかなど、わからないことが多く、不安もあるかと思います。オチャビでは夏期講習で今年芸大に合格した学生を呼び、デモンストレーションをしてもらう授業も予定しているので、そういった不安を解消する上でも是非受講をご検討いただければと思います。私も地方で画塾に通いつつ、長期休みには東京の予備校に出てきて東京芸大に合格しました。みなさんの芸大受験を応援しています。頑張って下さい。2017 夏期講習について2017 夏期講習 建築科のお申込みはこちら建築科についてコース別無料体験 建築科 について

映像科 感覚テストってなに?

映像科感覚テストってなに?     こんにちは。OCHABI映像科担任の渡辺です。映像の道を目指している受験生のみなさんへ、映像科の講師をしてるとよく聞かれる、「感覚テストってなに?」という疑問について答えたいと思います。「感覚テスト」とは武蔵野美術大学映像学科が行なっている入試の形態です。これは絵と文章で解答するものです。今回はちょっと見るだけでは分からない「感覚テスト」の謎を、その内容において説明します。まずは試験文を見てみましょう。ムサビ(武蔵野美術大学)が公表している入試試験問題の映像学科 一般入学試験 p.59の頁には、次のようにあります。p.59の頁例年、「この時が永遠に続くと思われた」が変わり、「下記の文章から想起される場所のイメージ、あるいは出来事のイメージを解答欄に絵と文章で表現しなさい。」という部分が2010年から変わらず、続いて出題されています。場所のイメージ、出来事のイメージってなんだろう?場所も分かります。出来事も分かります。それらのイメージ、というところが漠然としていてわかりにくくありませんか?イメージという言葉の意味は「心の中に思い受かべる物体や出来事や情景。心情。」ということです。そして、この感覚テストのような、人に見せる表現において大事なことは、「誰の心情なのか決めて描く」ということです。10年以上感覚テストの対策をしてきて、私たちはそのように考えています。誰の心なのか?ムサビが評価している合格作品から分析してみましょう。前述の入試試験問題に戻って、p.60 – p.63の参考作品の一番目と二番目の作品を分析してみます。p.60 – p.63作品1<絵>満月の夜・一面のすすき野原<文章>一番目は病院のベッドの上で「その時」を待っている「私」が「じっとその時を待つのは嫌だった。キレイな景色が見たかった」というところから、「どこまでも続くススキ畑」に場所が移動し、「私」がそこで見た光景が、主人公の独白によって語られます。そして最後に「私」の「視界が真っ白になってしまった」というところで、当初伏せられていた「その時」は「私の失明」だったのだということが分かり、これは失明する過程を描いた話なんだ、ということが読み手に伝わります。文章は「私の中で失明はとてもはかなく、とても魅力的なものだった」と結んで終わります。作品2<絵>夜明け・オフィス街のビル群を高台のベンチに座って眺める二人<文章>二番目は、認知症の母親の世話をしてる「私」がコンビニのアメ袋を見ながら、小さい頃テストでいい点を取ると、厳しい母親がご褒美にアメをくれたことを思い出しているところから話が始まります。「私」はバイトの夜勤明け、母親にせがまれ散歩に連れ出します。街が一望できる高台へ舞台は移動し、そこから見えるオフィス街のビル群に対して「私」は「まぶしい」と思い、「社会にとり残されたような感情が胸のなかに渦巻く。私は空に向かってため息をついた」と語られているところから、「私」が今の自分に対して感じている心情が伝わって来ます。そんな「私」に対して、ふいに母親が「私」の名前を呼び、「がんばったご褒美」と言って、「私」にアメ玉を渡して来ます。「茫然」としながら、懐かしい少年時代を思い出します。最後に「しっかり街を見つめ」「私」は母親とともに帰路につくところでお話は終わります。「主人公」という存在両作品とも、全く違う存在ですが「私」がいます。その私という視点から、場所や出来事のイメージが語られています。物語の用語でこの「私」を主人公と呼びます。この主人公を決めることが、イメージを表現するときにともて大切なのです。「当たり前だよ」と思われる方がいらっしゃると思います。そうなんです。とても当たり前のことなんですが、やってみると簡単なことではないことに気がつきます。作品1の「私」は病院のベッドの上でじっと“その時”を待つのは嫌な人物です。作品2の「私」は認知症の母親の世話とアルバイト生活で、社会に取り残されたようなもやもやとした感情を抱えている人物です。結果だけみると簡単ですが、ここに至るまでの決定プロセスがしっかりあったことが伺えます。「主人公」の心情を描くには?では、主人公の心情(イメージ)を効果的に描くということはどういうことでしょうか?それは、心情の変化を起こさせることです。心情(イメージ)の変化によって、その輪郭がはっきり見え、人に伝わるのです。今回、真面目に説明して長くなっていますが、イラストで表現するとこんな感じです。この「主人公」の心情の変化(イメージ)を文章で表現し、絵でハイライトを切り取り描くというのが『感覚テスト』なのです。いわゆる、これが物語と言われるものなのですが、入試試験では場所のイメージ、出来事のイメージと言っているんですね。夏期講習で私たち映像科は、この「主人公」の心情(イメージ)の変化を描けるようになるよう、小さくステップを分けて指導します。夏休みという時間を使って、一緒に物語を作ってみませんか?なにか聞いてみたいことがあったら、お気軽にOCHABIまでご質問ください。感覚テスト_作品例2017 夏期講習について2017 夏期講習 映像科のお申込みはこちら 映像科についてコース別無料体験 映像科 について

筑波大学 デザイン専攻 合格再現解説 デザイン1【情報デザイン・プロダクトデザイン】

筑波大学 デザイン専攻 合格再現解説 デザイン1【情報デザイン・プロダクトデザイン】土日美術系受験科(略して 美受)担任の清水です。今回は、2017年度筑波大学へ入学した学生の合格再現作品を掲載したいと思います。試験課題は以下の通りです。筑波大学芸術専門学群個別学力検査等 前期日程 実技検査問題実技検査科目 デザイン1(情報デザイン領域・プロダクトデザイン領域) <問題>人間の生活における睡眠の重要性が注目されています。短時間の昼寝を行う状況を想定し、次の1-2の設問に答えなさい。1.短時間の昼寝を心地よくおこなうための状況や条件について、図、絵や文を用いて説明しなさい。2.1を快適に行う道具やシステムを考え、図、絵や文を用いて説明しなさい。筑波大学_デザイン課題_合格再現_1筑波大学_デザイン課題_合格再現_2エスキース_01エスキース_021枚目と2枚目の画像が、実際の合格作品の再現です。エスキース01・02は、試験中に学生が作品を作るために、考えをまとめたものです。作品は本当にあったらいいな~と思えるモノです。これは学生向けとして考えていますが、仕事をしている私も是非欲しいですね!!ロッカーとハンモックを1つにしたのが面白いです。この作品はアイデアだけではなく、画面の見やすさが凄くいいです!まず、イラストを見ただけで伝えたいことがよくわかる構成になっていて、そこで見る人を引き付け、その後に詳しい内容を文字情報で補っています。とてもよく考えられていますね。イラストの上手さもポイントです!想像で描いた作品ですが、パースが整っていて見やすい。さらに色鉛筆の使い方も巧みです。単色の濃淡だけでなく、緑色と黄色を上手く使うことで彩度の高いグラデーションが画面を引き立てています!!作者は普段からイラストがとても上手で、鉛筆デッサンでも美受筑波大クラスで常に上位のデッサン力を持っていました。デッサン力をいかして人気私立美大にも合格しています。試験直前では、そのデッサン力・イラストの力を生かすための構成力を鍛えることを心がけていました。エスキースにも注目して欲しいのですが、アイデアを複数出してその中から良いのを選んでいます。それもあまり出しすぎないのが上手い!さらに、自分の出したアイデアに微妙に突っ込みをいれて、それを克服するためのアイデアを考えていることで、作品の説得力が増しています。授業で伝えている、この課題を制作するときのポイント①アイデア出し練習少しくらい突拍子もないアイデアでも、出すようにアドバイスします。そのあとで、それを実現するためにはどうすれば良いかを考えていけばよいのです。小さくまとまらないようにするのが大事です。②画面の見せ方の練習既存のアイテムの新しい使い方を考え、そのプレゼンボードを作ります。そうすることで、構図やイラストの練習に集中することが出来ます。③普段からの情報集め自分の好きなデザインのモノ・アイテムなどを収集してもらいます。意外と知らない自分のこだわりポイントを知るためです。夏期講習では特に①②を中心にやります。筑波でプロダクトデザインを学びたい人はチャレンジしてみてください!!!2017 夏期講習について2017 夏期講習 美術系受験科のお申込みはこちら土日美術系受験科についてコース別無料体験 土日美術系受験科 について

工芸コース 夏期講習 デモンストレーション

工芸コース 夏期講習 デモンストレーション---昨年度 東京藝術大学 8名合格 全国1位---工芸コース担任の卯月です。夏期講習中、中期、後期それぞれに、3回ほどデモンストレーション(デッサン、平面、立体)を予定しています。そして、そのデモンストレーションの作品制作プロセスを編集して受講生に配布予定です。直に見た作品制作のプロセスを、自身の制作のヒントに役立ててください。制作プロセス集中期初日には、以下に掲載している入試再現作品の制作者に、平面のデモンストレーションをしてもらう予定です。こちらの作者はいつも独特の発想を持ちながら、迫力のある作品作りをしていました。入試再現作品_1入試再現作品_1の拡大〈茎部分〉 入試再現作品講評中央にアネモネを大胆に配し、さわやかな印象の画面になっている。花のポージングも見栄えが良い。構成は横長の画面をバッテンにクロスさせるようにモチーフを並べ、主役のアネモネに視点が集中する様にしてある。大胆な構成と繊細な表現、色彩の綺麗さがとても良い。また、アネモネの茎のうぶ毛も表現されていて、観察の行き届いた好感の持てる作品です。夏期講習では、試験本番で評価される、大切なポイントをおさえた指導で短期間の実力向上を目指していきます!!夏期講習へのご参加、お待ちしております!2017 夏期講習について工芸コースについて

2017 東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー2

2017藝大デザイン科合格_八武崎さんの色彩構成2017藝大デザイン科合格_八武崎さんの立体構成今年度、東京藝術大学デザイン科に合格した八武崎凌平さんのインタビューです。インタビュアー受験生活の中でどのような事を意識していましたか?八武崎さん息抜きと集中してやる時のメリハリをつけていました。インタビュアーあなたにとっての浪人生活はどのようなものでしたか?八武崎さん辛い時も多かったですが、浪人友達が居たのでなんとかやってこれました。インタビュアー学科対策はどんな方法でやっていましたか?八武崎さん今期は入試直前しかやっていません。インタビュアー日頃の実技制作中に気を付けていたことはありますか?八武崎さん制作中にどんなに形又は構図に変更があっても、最初のエスキース(自分がやろうと決めたコンセプト、または芯)を決して曲げないこと。八武崎さんの色彩構成インタビュアー試験を終えたときに手ごたえはありましたか?八武崎さんそこそこありました。インタビュアー試験本番で成功できた要因は何ですか?八武崎さん本番は今までの自分の集大成を出す場だと思っていたので、自分の出来ることしかやらないと決めて臨んだことだと思います。インタビュアー受験時代に成長出来たきっかけを聞かせてください。八武崎さん講師の方のアドバイスで、自分の方向性を見いだせたのでそのおかげだと思います。インタビュアー受験時代のつらいエピソードを聞かせてください。八武崎さん自分の場合学科と違い、実技はやればやるだけ伸びるという感じではなかったので、OCHABIに毎日来て真面目にやっているのになかなか成績が伸びない時には、行くのが嫌になる時もありました。インタビュアー実技上達の為に実践していた事はありますか?八武崎さん受験課題以外のデザインを沢山観ることです。八武崎さんの立体構成インタビュアー大学生活では何をしたいですか?(学びたいこと、興味のある事、など)八武崎さん受験期とは違い、より自分の好きなモノをより自由に作れる状況になったと思うので、世の中に通用する自分の武器を見つけてそれを磨き上げたいです。八武崎さんありがとうございました。八武崎さんの作品はこちら東京藝術大学 デザイン科 合格者インタビュー2017 合格者インタビュー12017 合格者インタビュー32017 合格者インタビュー42017 合格者インタビュー52017 合格者インタビュー62017 合格者インタビュー7DATA2017年度 芸大デザインコース合格実績東京藝術大学 デザイン科 30名合格≪定員45名≫(現役8名)コースを探す

デモンストレーターによる座談会  油絵科 夏期講習

-デモンストレーターによる座談会- 油絵科 夏期講習油絵科 担任の細川です。暑い日が多くなってきましたね。今年も熱い夏の講習がやってきますよ。夏の計画は立てていますか?受験生にとっては夏の期間にどれだけ制作に取り組めるかで、自分の表現にとっても、気持ちの上でも自信がつき、大きく状況が変わってくるのではないでしょうか。この夏こそ、実技に集中して制作に取り組み、しっかり力を付けておきたいですね。◎夏期講習では期間中、受講者の皆さんが制作している中で、芸大1年生のデモンストレーターが入試再現を行います。◎そして、8月の5日(土)と19日(土)には、油絵科で恒例となっているデモンストレーターによる受験座談会を開催します。2017年度 芸大油画2次試験再現作品2次試験スケッチブック座談会の様子_1座談会では、受験生にとって、とても身になる重要な体験記を生で聞くことが出来ます!受験に対する心構えや、どのように受験期間を過ごしていったのか?制作において特にどのような事に気を付けていたのか?使っていた絵具の種類や溶き油のこと。特別な技法や下地のこと。気分がのらない時やスランプに陥った時の対処法。描いた枚数や本格的に取り組んだ年数。そして好きだった作家のこと、自信やきっかけになった作品が作れたことなど・・・。受験時代の様々なエピソードが聞ける絶好の機会になることは間違いありません。芸大生にあんなこと、こんなこと、聞きたいけれど、なかなか聞けないことまでもが聞けるかも知れませんよ!座談会の様子_2受験のリアルな体験を聞き味わうことは、これからの制作にきっと勇気とやる気を沸かせることが出来るはずです!およそ、2時間くらいの座談会を予定しています。この機会に是非、講習を受講して聞きに来てください。お待ちしております!夏期講習_授業風景_22017 夏期講習について油絵科についてコース別無料体験 油絵科 について

OCHABI 日本画科 授業紹介

-OCHABI 日本画科 授業紹介-こんにちは!日本画科担任の富永です。今回はOCHABI日本画科の授業の一部をご紹介します。デッサン、着彩共に大切にしたい事の一つは描き出しの安定感です。それを養うために、授業では描き出し講評と着彩クロッキーを行っています。◆描き出し講評制作を開始して2時間程経った段階で全員の作品を並べ、構図や光の状況、大小関係、モチーフから得られる多くの情報の見えてくる順番などが正しいかどうかを、モチーフや他の作品と見比べてチェックします。経験者にとっては、自分の持っている力を発揮するためにはどのような画面構成にすれば良いか、これから多くの技術を学ぶ初心者にとっては、どう描き進めていけば「こう描きたい!」という思いが画面に反映できるのか、ということを確認できます。描き出しのチェックを慎重に行い、安定させる事で、仕上がった時の「もう少しこうしておけば良かった」という後悔がなくなっていき、自分がモチーフから受け取った印象や自分の武器となる力が見る側に伝わる絵となります。描き出し講評_作品_1描き出し講評_作品_2◆着彩クロッキーデッサンではクロッキーをする機会があると思いますが、OCHABI日本画科では着彩でも、入試と変わらないモチーフ量で鉛筆と絵の具を使った3時間のクロッキーを行っています。どの部分に注目すれば、質感の描き分けや状況を描く事に繋がるか等を短時間で見極める訓練で、手数の少ない描き出しの状態で、これからどこを描き進めていけば良いか、どういった調整をすれば良いかという判断力が養えます。講評では、着彩クロッキーが普段の着彩にどう生かせるかを、個人の能力に合わせ具体的に話していきます。着彩クロッキー_作品_1着彩クロッキー_作品_2以上の授業を夏期講習でも行います。講評では学生の皆さんがどういう気持ちで画面に向かったかを大切にしながら指導していきます。あと一歩が欲しい方はもちろん、初心者の方も歓迎致します。◆夏期講習デモンストレーションのお知らせ夏期講習期間中に、今年度合格した現役芸大生を呼んで、実技のデモンストレーションを行います。日程は、中期の8月11日(金)、12日(土)と後期の8月21日(月)、22日(火)を予定しています。※課題、内容、日程は変更する場合がございます。ご了承ください。日本画科_授業風景_1日本画科_授業風景_22017 夏期講習について日本画科についてコース別無料体験 日本画科 について